【採用は競争です。】
                            2024.7.1                            
                            
                        
新規顧客の集客のために、広告の施策を打ったりSNSを更新したり…努力をしていますよね。
ただ、新規顧客の集客と同様に重要である“スタッフの採用”も、競合との競争があるということを忘れてはいけません。
店舗展開をしていくなかで、必要な要素が“採用”ですからね。
具体的にいえば…
- ①月収25万円、月8日休み
 - ②月収27万円、完全週休二日制
 
この2つの求人(会社)があったとしたら、どちらの会社に応募が来るかといえば一目瞭然ですよね。
求職者は、圧倒的に②の会社に応募したいわけです。
これは簡単な話です。
しかし、もうひとつ大事な視点の競争があります。
それは、継続して働いてもらえるかという側面です。
スタッフが退職したときの損失を、把握していない経営者が多すぎると私は感じています。
ロレインブロウの場合、現場のサロンスタッフが1人退職すると…
- ・100万円/月の売り上げが3ヶ月間で300万円
 - ・新しく採用するスタッフの採用費用で20万円
 - ・採用したスタッフの研修コストで30万円
 
安く見積もっても、合計350万円の損失が出る計算になります。
売上の損失や採用費用、研修費用にお金を払うぐらいなら、採用した段階で良い待遇やインセンティブを設計しておき、スタッフに還元した方がよっぽどいいですよね。
自社が採用の面で、
- 競合に対して優位性が保たれているのか
 - 採用という競争に勝てるのか
 
を考えて設計しましょう。