離職率を大幅ダウンさせるには〇〇の段階で工夫しないと変わりません!
2025.1.6
離職率を大幅ダウンさせるには〇〇の段階で工夫しないと変わりません!
2025.1.6
こんにちは、ロレインブロウの東です!
会社を経営していると、常に意識すべきことに社員の離職率があります。
ロレインブロウでは、離職率を一桁台に抑えられていますが、これは偶然そうなっているわけではありません。
離職するかどうかは、面接の段階ですべてが決まると私は考えています。
そこで今回は、離職が多いサロンの理由や、離職率を下げる対策について話していきます!
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どの業種から人材にするのか明確にする
まず1つ目は、人材をどの業種からとるのかを明確にすることです。
ロレインブロウの集客の場合は、まつ毛パーマなどで失敗して別のサロンを探しているような人たちを狙っていますが、これを求人にも当てはめています。
ロレインブロウだと、美容師を新入社員で入ったが3年以内に辞めてしまったような、スタイリストになれずに美容師を諦めた方を主なターゲットにしています。
営業時間外の練習がキツかったり、休みが取りにくい、給料が低い、回転業務で体がしんどい、などの理由で美容院を辞めているのであれば、美容業界の負を払拭したいと動いていロレインブロウでは同じような理由で辞める可能性を低くすることができるんですよね。
なので、面接の時点で「あなたが辞めた理由はなんですか」「 過去の経歴を教えてください」と聞いたとき、答えによってロレインブロウなら幸せにしてあげられるなと思う人を採用しています。
逆にいうと、アイラッシュ業界出身で経歴も申し分ないけど、給与が40万もらえるサロンを探している方が面接できても、ロレインブロウでその金額を払える約束はできないわけです。(本当に売上があげられるか実際はわからないので)
約束ができることで、ロレインブロウに入ってもらえれば幸せにしてあげられる方だけを採用することが離職率低下に重要なことになってきます。
あらかじめ採用する人材を明確化して、採用のミスマッチを防いでいきましょう!
また、面接段階で働いてほしいという気持ちが相手に伝わってしまうと、指導権を握られてしまい、入社後もうまくいかないことがあるので、面接の段階で「こっち側が選ぶんだよ」というポジショニングを取ることも大事です。
優秀な人材辞めてしまう理由
次は、優秀な人材がやめてしまう理由と対策について話していきます。
辞めてしまう理由は、期待値が高すぎてしまったが故に約束と違う、認識と違う、競合他社でよりいい条件がでた、といったものが挙げられます。
「期待値が高すぎてしまったが故に約束と違う、認識と違う」というのは、期待調整をしっかりと行うことで防いでいきましょう。
「競合他社よりいい条件がでた」に対しては、優秀な人が辞めないような給料テーブルや評価基準を作るといった、会社の内部を整えることが大事にしたいポイントとなります。
職場の環境での離職を防ぐ
次は、職場の環境での離職を防ぐことについて話していきます。
職場の環境を理由での離職を防ぐために、ロレインブロウでは少人数制のサロン展開をしています。
完全週休二日制で基本3席ほどしかないので、毎日2〜3人ほどのスタッフとしかそもそも会わない職場です。
スタッフが2〜3人しかいないのに、人間関係が悪くなるのはあまり考えられないので、職場の環境で求職者にストレスを与えないようなサロンを作るのも離職率を下げるのに有効的だと思います。
職場の環境について、もうひとつ話しておくと、自己成長ややりがい、自分がいるおかげで 会社が成り立っているという承認欲求の部分を満たせてあげられる評価設計を作ることも大事です。
風通しの良い組織作り
社長と社員までの組織の階層を、なるべくキュッとした方が風通しがいいし、不満が起こっても対応しやすい会社にできるなと感じます。
私の場合だと、創業当初から80店舗ぐらいまでは、私(社長)がいて、下の人たちはすべて横一線でやってきましたね。
今でこそ幹部やトレーナーがいますが、お店だと店長と社員しかいないので、現場で何かあっても、比較的すぐ私の耳に入れることができます。
なので、組織は縦に広くではなく、横に広くしていきながら運営すると、店舗展開はやりやすいのかなと思います。
東流 離職の防ぎ方
最後は、私流の離職の防ぎ方について話していきます。
◆採用すべき人の明確化
まず1つ目は、会社という目的地が決まっている1つの乗り物に乗せるべき人と乗せるべきではない人を明確化しておくことです。
一緒の船(会社)に乗ることで幸せにできる人でければ、採用しても離職するリスクはいつまでも高いまま。
なので、自分たちが幸せにできる人たちを把握して、その人たちだけで会社を固めることを目指していきましょう。
◆嘘をつかない
2つ目は、社長として嘘をつかない、経営理念をきちっと浸透させることです。
私自身も嘘をつかないというのはもちろんですが、言い換えるとできないことは約束しないこと。
面接で「給料は40万円欲しい」と言われても、40万というのは上位の何パーセントぐらいの人たちなので、そこの層に入れるかどうかは入社後の頑張りによるので、簡単に約束はできません。
チャレンジできる環境ではあるけれども、認識違い、勘違いが生まれてしまうような約束はしないことが大事です。
◆コミュニケーションをとる
次は、きちんと社員とコミュニケーションを取る、人員配置を整えるということです。
私の場合、社員でも私にLINEで連絡をしてくれる方もいるし、店舗のグループラインに私もいるようにしたり、現場のことをヒアリングするようにしています。
責任と権限をセットにして、幹部に委託するのも大事ですが、経営者が責任を取らなければ会社の社長の意味がないので、月に1回でもいいのでコミュニケーションを取るように心がけてください。
まとめ
今回は、会社の離職率を抑えるための秘訣について話してきました。
話してきたポイントをしっかりと抑えて、自社の離職率を抑えて会社をどんどん大きくしたり、利益を高めていってください!