【サロン経営】女性社員が離職する理由はこれです。
2024.10.21
【サロン経営】女性社員が離職する理由はこれです。
2024.10.21
こんにちは、ロレインブロウの東です。
今回も、X深掘り企画!
“女性社員にこれを言うと辞めます3選”
を、解説をしていきます!
男性経営者や特に現場に立つことができない経営者さんは、現場の女性スタッフとやり取りをしているなかで、「こういうやりとり大変だな」と思うところを深掘りして行きます。
私は、女性社員がグループで約300人います。
僕の今までのやり取りの中で、「言ってミスったな」という経験が3つあるので、それらを元に話していきます!
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「⚪︎⚪︎さんはできてるよ…」
まず1つ目は、「⚪︎⚪︎さんはできてるよ…」と、他のスタッフと比較をしてしまうことです。
理由は、部下と部下を比較してライバル意識を持たせたとしても、競争意識が生まれるとは限らないからです。
社長自身が、直接誰かと比較させてしまう発言をすると、比較された人物と当事者の仲が 悪くなる可能性もあるし、「頑張ってやろう」という気持ちになるかといったら、そうでもない時もあります。
なので、自分自身と比較するために、表彰制度を3ヶ月に1回作ったりして、マイルドに頑張ってる人を表彰してあげる機会を作る方がいいのではないかと思います。
経営者同士でも比べられることはありますが、比較された会社が自身や自社に合うかわからないし、簡単に比べられるものではないですよね。
他にも、経験3年目と1年目の方を比べても、1年目の方がプレッシャーに感じて辞めてしまうことにもつながります。
ですので、他人と比較するような言い方は避けて行きましょう。
「で、結論は何?」
2つ目は、「で、結論は何?」と言う結論を求めてしまうことです。
経営者としては、結論やスピードを求めがちな部分ってあると思います。
しかし現場スタッフは、「自分の頑張りを認めてほしい」「自分が悩んでいることを理解してほしい」「共感してほしい」という、経営者が話を聞く姿勢を持つべきことが先なことがある。
結論を求めてしまうのは、私も何回もやっているし、幹部にも使ってしまうけれど、関係値ができていないなかで、「で、結論何なの?」と言ってしまうと、 いきなり心にぐさっと来るので、「聞く耳持ってくれない」と思われてしまう。
そうなると、「この人に言うのはやめよ」と心に蓋をしてしまう可能性もあるので、結論をスピード重視で聞くのは避けましょう。
「どうして⚪︎⚪︎できないの?」
3つ目は、「どうして⚪︎⚪︎できないの?」です。
シンプルに私も言われたら、傷つきます。笑
「最初からできるならやってます!」と言い返したくても、上司と部下の関係だったら、なかなか言い返すこともできないですよね。
「なんでできないの?」に対して、「すみません」で終わる会話だと、面談などで相手と対話できない状態になってしまいます。
経営者としては、できない理由を知りたいのか、物事を達成してくれた方がいいのか、といったら、達成してくれた方がいいわけです。
できない理由を知るか知らないかは、大きな問題ではなくて、ゴールをきちっと持って面談をするのが大切。
困っているのであれば、寄り添ってあげられる言い方をするのが大事だと思います。
女性マネジメントに限らない
今回は“女性”限定のように話していますが、男性女性と差別的な意味は全くなくて、私自身が女性社員が圧倒的に多い職場で働いているので、今回この3選を組んでみました。
でも、今回のことは、どのマネジメントでも言えることかなと。
外から同じ仕事量に見えても、中身のボリューム感が違うことだってあるので、見えない辛さを理解されないのは辛いですよね。
そこをいかに上司が理解できるかで、次の話しやすさが変わりますよね。
理解できていくなかで「この人に相談すれば理解してもらえる」と信頼関係を築き上げていってから、「結論なに?」と言わないとね。
経営者は、現場の人のパワーよりも強いパワーを持ってるので、言葉にもパワーがあることを意識していかないと、誰かを傷つけてしまうこともあることもあります。
でも、誰かを喜ばせるために自分の言葉を使ってほしいと思います。