120店舗以上の従業員を見てきた東が語る!管理職に向いてる人と向いてない人の特徴
2025.7.4

こんにちは!
ロレインブロウの東です!
皆さんの会社にも、幹部や管理職というポジションの社員がいたりすると思いますが、ロレインブロウにももちろんいます。
この管理職というポジションは誰でもなれるわけではなく、管理職に向いている人と向いていない人がいるなと感じています。
そこで今回は、優秀な管理職になれる人となれない人の違い3選について、解説していきます!
管理職を目指している方や管理職を雇用しようか迷っている経営者の方は、ぜひYouTube版も合わせてみてみてください。
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優秀な管理職とは?
社長ができないこと、苦手なことなどを補ってくれるが「“優秀”な人だ」と感じることもあると思うので、どんな人が“優秀”となるのかは、社長によって異なります。
なので、今回は私が求める管理職像について、「優秀な管理職とは」といった部分から、私の持論を話していきます。
「成績がいい、売上がいいから管理職になれるのか」となると、それは違います。
自分で商品/サービスを売る力があることと、教える力があることは異なった能力だからです。
とても優秀な営業スタッフがいたとしても、その方が上長になった瞬間に自分の売上げも下がるし、周りの売上げも上がらなかったという最悪なパターンもあり得ますよね。
私としては、部下に成功体験を作ってあげたり、成功までの道筋を立てて上げる人、「この人に言われたら、なんか頑張りたいな」と感じてもらえたりする人など、、、
部下のやる気を引き出してあげられる人の方が、優秀な管理職なのではないかと思っています。
ロレインブロウのトレーナーも、現場の経験歴がとても長いというわけではありませんが、コミュニケーションをとっていくなかで、人の気持ちが考えれることだったり、先回りをして仕事をやってくれたりといった部分の要素があったので、管理職についてもらったという背景があります。
もちろん実績がないと幹部にしても説得力がない、というところもあるので、最低限の成果はそれなりに出していることが前提条件にはなりますが、「数字だけの話ではないよ」というのは、ちゃんと覚えていたほうがいいですね。
優秀な管理職になれる人となれない人の違い
では、優秀な管理職になれる人となれない人とはどういった違いがあるのか。
っていうことを3つ、今から挙げていきます。
◆1.全部自分でやってしまう人
一つ目は、全部自分でやってしまう人です。
できる人は全部自分でやってしまうんですよね。中には「仕事が早いから、全部終わらせた私すごいでしょ」と自己満足に浸っている人いますよね。
管理職はそうではなく、先ほど話したように、どんどん部下に功績を作れるようにしてあげて、自分で全てをこなすのではなく、誰かに任せる勇気と決断力を持って欲しいので、これを一つ目にあげました。
◆2.手柄を自分のものにしてしまう人
二つ目は、手柄を自分のものにしてしまう人です。
優秀な人ほど、「自分のおかげ」とは言わないです。
業績が上がったり、成果が出たり、お客さんに褒めてもらった時に、「自分ではなく、部下のおかげです」と伝えらえるような人が優秀な管理職なんじゃないかなと思います。
ロレインブロウのトレーナーのSNSみていると、「売上100万達成しました」という現場スタッフからの報告LINEがあったことをアップしていたりするのですが、「トレーナーの私が教えました」というスタンスの発信ではないんですよね。
あくまでそのスタッフがやる気を出して、熱心に私(トレーナー)にアドバイスを求めてきてくれた頑張りの結果である、というスタンス。
こういったスタンスはトレーナーだけではなく、オーナーさんにも浸透してきている文化になりつつあるので、嬉しくもあり誇らしくもあります。
◆3.プレッシャーがない人
3つ目は、プレッシャーがない人です。
管理職って責任が伴うわけじゃないですか。そうなると、給料も一般社員の基本給よりは高い。よって、「その分、何か仕事しなきゃ」というプレッシャーがでてきますよね。
そして私から「この店舗の調子はどうだ」「離職は起きていないか」といったコミュニケーションを取ることもあります。
本来であればやりたくないと感じるようなプレッシャーを感じる立場を、「しんどいところもあるけど、楽しめる人」が優秀な管理職の1要素かもしれないです。
やっぱり精神的に疲れてしまったり、壊れてしまう人もいますからね。
決してそれが悪いというわけではなく、メンタルの強さや許容範囲が大きければ大きいほど、大きな組織を束ねられますよね。
まとめ
大事なことは、手取り足取り教えることではなく、教えないことも教育なんだということ。
本人がやる気を出す仕組みを作ったり、自分で考えて手足を動かして、失敗をして学んでいこうという教育者としてのマインドを中間管理職の人は持った方がいいと思います。
また、部下が目標達成したりしたら、「これが良かったんだな」と自分も学ぶ姿勢でいたりすると、部下は感じとって、コミュニケーションがうまくいく円滑な物事の考え方かもしれません。
最後にもう一つ言えるのは、失敗を咎めずに認めて、原因や対策を一緒に考えていく姿勢だったり、サボっていたら心を鬼にしてバシッと言える、巧みなテクニックで人をどんどん巻き込んで優秀なチームを作っていっていただければと思います!