この3つのリスクを考えられてない会社は3年以内に倒産する可能性大です!すぐに見直してください!
2025.4.10
この3つのリスクを考えられてない会社は3年以内に倒産する可能性大です!すぐに見直してください!
2025.4.10

こんにちは!
ロレインブロウの東です!
起業しても3年以内に半分は倒産する、と言われていますが、その理由は様々。
起業したばかりの頃は、良いことばかりではなく、悪いことも多く発生します。
そのため、悪いことが起きた時にすぐに被害を最小限にするためにも、悪いことが起きた時にどう対処するのか、リスク回避について今回は解説していきます!
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Contents
経営における3つのリスク
経営におけるリスクで、何が想定されるかというと、
お金
時間
信頼
の3つです。
創業時・軌道に乗ったとき・安定したときなどの各ステージに合わせて、リスクの帳尻を合わせるのかというのが、とても大事になってきます。
では早速その3つを詳しく話していきますね!
◆お金のリスク
1つ目は、お金のリスクです。
創業して手元に100万しかない方と、1億円持っている方のリスクの許容度って全く異なりますよね。自分のお金の体力を使ってもいいなという額をきちっと把握することがここでのポイントです。
ロレインブロウのFC加盟の場合、初期投資が約700万〜800万ほどになるので、1000万ぐらいは手元にあるといいな、といったラインなのですが、「300万しかないです」という方がFC出店を希望するとなると、リスクが高いという判断になりますよね。
しかし、1億円持っている人であれば、1店舗1,000万に投資するとなってもリスクはそこまで高いわけではない。
このリスク強度の違い、自分が背負うリスクがどのくらいなのかをを把握できずに投資してしまうと、一度の失敗で倒産して終わってしまうかもしれないことを認識してね、という考えです。
投資や借金は、計画的にやらなきゃいけないことをまず理解しておいてください。
◆時間のリスク
2つ目は、時間のリスクです。
自分の1日の時間をどれだけ事業に費やせるかは人によって異なりますよね。
会社の売上が自分で7割ほど持っている場合、他のことで時間を使うと売上が下がってしまう可能性があったり、脱サラにして1日16時間は使える方がいたり、、
どっちかのリスクが上がればどっちかのリスクが下がる、といった状況の場合、それがどのくらいの影響があるのかを可視化してみるのをおすすめします。
◆信頼のリスク
3つ目は、信頼のリスクです。
街の小さな中華料理店と大手の飲食チェーン店だと、もしどちらでも異物混入が起きたとき、信頼へのダメージって異なりますよね。会社が大きいほど、株価などにも影響がでて、信頼のリスクが非常に高くなります。
ロレインブロウであれば、FCオーナーさん含めさまざまな方が私の動きに注目しているので、後ろ指を刺されるような行動をしてしまうと一気に信頼を失ってしまいます。
そうなるとFCを解約されて店舗数がどんどん減っていくことにもなりかねない。
リスクの管理方法
ではこれらのリスクをどのように管理するのかというと、きちっと線引きをすることです。
一つずつ解説していきますね。
◆お金のリスク管理
1つ目のお金のリスクでは、「お金だったらいくらまで失敗しても本業に支障がないのかを」を考えましょう。
「現預金は固定費の6ヶ月分持っていてね」とよく伝えていますが、他にも「本業の利益が今年はどのくらい出てるのか」も一緒に考えて、事業計画をきちんとみてから新規事業に投資していかないと失敗してしまいます。
どのくらいまでなら投資に回しても問題ないのか、お金の線引きをしっかり引いて、お金のリスクを減らしていきましょう。
◆時間のリスク管理
2つ目の時間リスクでは、自分や会社でどのくらいのリソース(時間)が余っているかを把握しましょう。
例えお金がもらえるからといって、新規顧客をバンバン受け入れていると、会社のリソースがなくなってきて、仕事を処理できなくなってくると、信頼を失うリスクまでにつながる可能性もでてきてしまいます。
なので、時間がどのくらい使えるのかをしっかりと把握しておくことは非常に大切なことになります。
自分や社員のキャパを考えていないと、社員に嫌な思いをさせてしまい離職につながることもあるので、時間の線引きを超えて取り返しがつかなくなることにならないように注意してください。
◆信頼のリスク管理
3つ目の信頼のリスクは、会社の規模が大きくなっていくほどリスクが高まっていきます。
私もロレインブロウ以外にピラティス事業を手掛けていますが、ロレインブロウのFCオーナーさんからみたら「ピラティス事業に時間を使っていて、私たちへのサポートは問題ないの?」と不安に思われてしまうかもしれません。
なので、新しいことを始める時は、迷惑をかけられない人たちの顔を思い浮かべてチャレンジしていき、既存のお客様やオーナーさんにフォローをしっかり入れることで、信頼のリスクをどんどん減らしていけるのではないかと思います。
リスク回避の方法
ここまでリスクの種類や管理方法について話してきましたが、とはいっても新規事業にチャレンジしてみたい気持ちを我慢するわけにはいかないじゃないですか。
となると、リスクをどれだけ減らしていけるか、ということになりますよね。
◆市場調査をする
リスク回避の方法の1つ目は、市場調査を必ずすることです。
私が必ずすることといえば、Googleトレンドで始めたい事業の業態を過去5年ほど遡って調べることです。
他にも競合が何店舗あるのか、チェーン店が何店舗まで展開していて売上規模がどれぐらいで利益がどれぐらい出てるのかを、肌感でも分析して事業を始めた方が成功確度は高まると思っています。
急激に伸びている事業ほど目が行きがちですが、数年前からしっかりと伸びてきているものに比べたら、生き残っていく確率が違うので、過去もしっかりと確認をすることをおすすめします。
◆お金をかけすぎない
2つ目は、最初からお金をかけすぎないことです。
固定費はなるべく減らして、かつ、撤退する時の費用も考慮して事業を始めるように心がけてください。
私も以前、ホットドッグ店を始めたことがありましたが、撤退時のことも考慮して金額を把握できていたので、撤退してしまっても大きな影響はありませんでした。
あと、うまくいってないものをFC化しないことも大事です。儲かるフラグが立って、しっかりとそれが確証された上で展開する、ということをまずはした方がいいなと思います。
◆赤字6ヶ月で撤退
最後は、赤字が6ヶ月続いたら撤退することです。
私としては、赤字が6ヶ月続いたら撤退することで線引きをしています。
本業がうまくいっている状態で、副業で赤字がでたとしても、赤字を特別損失で本業の利益から消すことができるんですよね。
なので、本業で1億の利益が出ていれば、他事業で1000万失敗しても、本業利益から減らせるので、利益が出てるうちに撤退をしなさいといった感じです。
これを長く引っ張った結果、本業の利益が芳しくない時に他事業も撤退となると、「もう事業が下火だ」と思われると銀行との付き合いができなくなり、次の月に銀行がお金をかしてくれないことにもなってしまいます。
会社や自分のレベルと、始めたい事業のレベルをしっかりと理解、見極めていくことが、新事業でのリスク回避、管理につながります。
もちろんチャレンジすることが悪いわけではないので、今回紹介した内容をぜひ参考にチャレンジできるものはどんどんやっていきましょう!