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【流行るサロン】雇うならどっちが良いか正解を教えます。

2024.10.28

こんにちは、ロレインブロウの東です。

今回は、“業務委託と正社員どっちがいいのか論争について”バシッと答えていきます!

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正社員のデメリット

当たり前な部分もありますが、業務委託と比べるという意味でデメリットは次の2つを挙げてみました。

◆社会保険料がかかる

まず1つ目は、正社員で雇用すると社会保険料がかかることです。

社会保険料や法定福利費は、大体給料の15%ぐらいなので、給与が30万円だったら、4万5000円ほどかかる計算です。

社会保険、従業員の給与から引かれる分と同じ額を会社も納めているので、コストがかかってしまうところがデメリットのひとつ。

◆解雇が難しい

2つ目は、雇用してから解雇が難しいことです。

日本は、労働者が守られる立場で法律ができているので、雇用した後に「この人やばいかも」となっても、解雇ができないのはやはりデメリットとして挙げられます。

正社員のメリット

メリットだと、一番は労働時間などのルールで、きちっと統制を取れるところですね。

業務委託だと、どう頑張っても外注なので、勤務時間などのルールで統率をはかることが難しい。

「10連休が欲しい」と言われたら、10連休を撮ってもらうしかない。

勤務時間や求人の条件を、皆同じように統制できるのが正社員の強みですね。

デメリットに挙げたように、正社員はコストがかかるところもあるけれど、その分、統制とれる雇用方法は大きなメリットだと思います。

業務委託のメリット

◆社会保険料がかからない

正社員の逆となりますが、1つ目は“社会保険料がかからないこと”です。

例えば、施術売上の40%でいえば、100万円売上たら40万円だけお支払いすればいいわけです。

業務委託で雇用された側からすると、手取りは増えるので嬉しいですよね。

◆契約解除ができる

2つ目は、合わなければ解雇できる、契約解除ができることです。

働いてくれない場合もあるし、ちゃんと来てくれないこともあるかもしれないとなると、時間を自由に働ける業務委託の雇用は非常に難しいです。

問題が起きた時に、契約解除ができるのはメリットですね。

業務委託のデメリット

しかし、雇用の話はメリットだけではなく、デメリットにもなります。

業務委託だと、予約が0件だったら給与も0になってしまうので、「予約が入っていないなら行きたくない」となることもあります。

他にもシフトを組みにくいこともデメリットとして大きい。

当日予約も全然あるので、やはり統率が取りにくいのは経営者にとっては痛手かなと。

結局どちらがいいのか

結局正社員と業務委託はどちらがいいかは、ゴールをどこに設定するかによって変わってきます。

ロレインブロウのように、「300店舗目指します」となるとなら、アイリストを900人ほど集める必要があります。

まだ3分の1しかいないので、まだまだ求人集めに苦労しているなかで多くのアイリストに出会いたいとなると、希望者が多い正社員で雇用していくことが必要となってきます。

業務委託縛りだと、集めるのになかなか苦労するので…。

1店舗だけのブランドサロンで、最強の10人を集めたいとなるなら、給与で打ち出して業務委託でやった分だけ還元、みたいな感じで集めるのもありですよね。

明確な基準を持てるのであれば、 業務委託でもいいですが、社会保険が高かったり雇用の ハードルが高かったとしても、トータル的に考えると、私は正社員がいいなと思います。

正社員か業務委託なのかを決めて、求人市場で勝つための設計。

あとは教育体制をしっかり整えることによって、求人もうまく集まるんじゃないかなと思います!

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。