【サロン経営で値決めを誤るな!】
2024.8.16
【サロン経営で値決めを誤るな!】
2024.8.16
サロン経営する上でよく「値段設定どうしよう」「クーポンどうしよう」という相談を受けます。
皆さんは、「周りのサロンがこれぐらいだから」という根拠で、値決めをしている人いたりしませんか?
なぜ値決めが重要なのか、そして値決めするときに考えるべきことを3つ紹介します。
①社員の給与を逆算して値決めする
恐らく、「人件費はだいたいこれぐらい」「歩合率は○%」と定めているサロンがほとんどでしょう。
仮に人件費を30%として、30万円の給与を支給できるような設計にしようとすると…
- 施術人数: 110人
- 客単価: 10,000円
- 売り上げ:1,100,000円
- 給与: 330,000円
みたいな感じで、座ぐみを組む必要があります。
サロンでスタッフが何人施術できるのか?
を踏まえて、客単価を設定していきましょう。
②同じ売り上げでも、施術数によって原価が変わる
1名あたりの施術にかかる原価を、500円としましょう。
・100名施術して100万円達成する場合
原価500円×100名=50,000円
原価率:5%
・200名施術して100万円達成する場合
原価500円×200名=100,000円
原価率:10%
サロン商売で原価がかかる商売は、施術人数が増えれば増えるほど粗利は減ることを、頭に入れる必要があります。
③粗利益1%の大きさを理解する必要がある。
例えば、月商1,000万円のサロンの1%は10万円です。
1億いくサロンであれば、100万円です。
それぐらい、原価率で利益が変わります。
多店舗展開していくときに、1名あたりの粗利益率を想定して値付けをすると、高収益なサロン経営ができるようになります。
値決めを意識していると、「この地域の客層には、この単価は厳しいんじゃないか」と、多店舗展開するうえで、価格帯は複数準備が必要になってきたりするのも私の体験談です。
実際ロレインブロウでも、4価格帯を地域ごとに使いこなしています。
日常的に使うサービスなので、お客様目線となったプライシングすることで、日本全国にサービスを届けられるんじゃないかなと思います!