経営者なら必ず理解すべき借入の考え方とは
2024.9.18
経営者なら必ず理解すべき借入の考え方とは
2024.9.18
借入はいわば借金ですが、借金と考えると「怖いなあ」と思ってしまう方もいますよね。
しかし、経営者ならば借入の考え方をしっかりと理解しておいて欲しいです。
そこで今回は、借入についてお話していこうと思います。
借入についての考え方
会社が倒産する時は現預金がなく、支払いができなくなる時に起きるわけです。
現預金がない時、倒産してしまうなら、別に人から借りていようが、自分たちのお金だろうが、現預金が多い方がいい。
だから私は、借りられる時にできるだけ多く借りておいた方がいいと考えています。
例えば、まつ毛サロンを開業して500万ほどかかるとして、貯金が500万円ぐらいあったら、貯金のお金でお店を作ってしまいますよね。
しかし、そうではありません。
私の考えとしては、“商売は人様のお金でやるのが当たり前”。
だから銀行や公庫に借りて、商売を始めるのが当たり前です。
自分のお金を元手に、サロン開業に必要なお金は借りて、自己資金を増やしてから始める。
あくまで自分の貯金は、信用材料と考えておいてください。
確実に返済していくためには、家賃をなるべく抑えて、しっかりとした値付けで軍資金を厚くし、借りたお金でお店を出させてもらって、返済よりも利益が上回っていればいいだけです。
大企業でも借入金はしていて、みんな軍資金を厚くすることで大きい経営パワーを手に入れると、売上という跳ね返りも大きいわけです。
まとめ
借入をするべき理由の1つ目は、倒産のリスクを防ぐこと。
2つ目は、レバレッジを効かせるために、しっかりとした決算をして、前向きな 納税をして「この会社は信用力があるな」と思われるようにする。
信用を得られたら大きな額をさらに融資してもらって、それでまた会社を大きくしていくことの繰り返しです。
借入は悪ではありません。
みなさん、借入ができる人物になって信用をつけていってください。