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当てはまっていたら終わる!?潰れるサロンの特徴!

2024.8.30

こんにちは、ロレインブロウの東です。

今回は、私のXでポストした内容を深掘りしていく企画です!

さまざまなことをポストしてきましたが、その中で“潰れるサロンの特徴”について、深掘りして話していきます。


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美容サロンは、1年で閉店するのが6割、3年以内は9割と言われてるぐらい、開店と閉店が繰り返されている業界です。

もちろん美容サロンを始めて3年以上続けられる人もいます。

しかし、私の周りで「この人失敗したんだな」と今まで思ったなかで、美容サロンが潰れる特徴がいくつかあるなと気づいたので、潰れるサロンの特徴5選を紹介します。

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①家賃が高すぎる

まず一つ目は、家賃が高すぎることです。

家賃は下げようと思っても下げられない固定費。

これから出店するという、勝つか負けるかわからない勝負では、できるだけ下げられるなら家賃は下げた方がいいですよね。

当たり前なことなのに、できない人がとても多い。

  1. 良い立地ではないと人が来ない
  2. 大きい美容室が当たり前

と考えるかもしれませんが、私からすると0から1の成功するかどうかわからないフェーズでは、家賃を確実に下げて、家賃は15万円以下の小型サロンから始めるのがおすすめです。

ロレインブロウの1号店は、家賃12万、広告費18万で合わせて30万。

従業員が2人で、人件費60万だとしたら固定費は90万ぐらいです。

となると、1日3人来ればOKという状態から始めるのがベスト。

なのに いきなり従業員5人揃えてとか、家賃50万でとか、潰れてしまいますよ…

マンションの一室でいいから、固定費はなるべく押さえて、負けない戦い方をしてほしいです。

エリア選定をミスしている

二つ目は、エリア・商圏の選択をミスしていることです。

私のなかでは、

  1. 人口20万人以上
  2. 駅から徒歩7分圏内
  3. 類似の競合サロンが20個以上ある場所

が開業の条件だったります。

集客に困っていないのであればいいのですが、自分の家が近いからって、住宅街の中に開業する方は、誰目線で商売してるのかなと思ってしまうわけです。

常にお客様目線で商売をしてほしい。

サロンが潰れそうだとか、集客で困っているなら、しっかりとエリア・商圏を分析して出店してください。

また立地よりもエリアが重要。

ネット予約もあるので、立地よりもエリアを必ず間違えないでください!

雇いすぎ・雇用タイミングのミス

三つ目は、スタッフを雇いすぎていたり、雇用のタイミングをミスしていることです。

美容サロンを経営する上で、私がいつも言っているのは、1人当たりの売上高や1人当たりの生産性を意識してください。

最低でも、1人70万円ぐらい売れるようになってから2人目を入れるべき。

70万と70万で、来月の予約が150件ぐらい入っていて、100客単価1万円ぐらいだったら、今在籍するスタッフは来月もそれぞれ70万は売上を出せる状態。

であれば、次のスタッフを新しく雇用しても、新規顧客は新しい人に割り当てることができますよね。

40万、50万ぐらいの売上のスタッフを最初から5人抱えるよりも、小さい規模でスタートすれば家賃も少なく済みます。

最初は3席以内で、2人3人のスタッフの売上を80万ぐらいまでに上げられるところまで頑張ってください。

売れていないのに、大きな箱で経営している人が多すぎる。

失敗して欲しくない、少数精鋭の負けない戦い方でやってほしいです。

成功者がいない業態を選んでいる

4つ目は、そもそも成功している人がいない業態を選んでいることです。

これは美容に限らず、様々な業界でみられるケース。

世の中で成功しているビジネスモデルを、選んで欲しいです。

「日本初!」や「新しいこのサービスが流行る!」というのもいいが、今の時代、今から初めてのものを売りに経営をスタートするのはレベルが高い。

今あるものに対して、自分たちの会社がどう差別化できるか、課題に対して自分たちの会社がどういうことができるのか、と考えていく必要があると思うんですよね。

差別化や課題解決に重きを置くべき

離職者が多い職場

最後の5つ目は、離職者が多い職場になっていること。

離職者が多い職場になっていることは、誰が悪いってオーナーが悪い。

集客できずに潰れていくより、「スタッフの離職によって家賃払えない」「お客様を断流ことになって戻ってこない」などが閉店となる一番の原因じゃないかな。

無人販売ではないので、福利厚生などの従業員満足を追うための投資は、会社にとってお守りだと思った方がいいです。

このサロンを続けていくためには、君たちの力が必要なんだ!だからオーナーとして、こういうふうにやっていくから長く一緒に頑張ろうぜ!」

という考え方が必要なんじゃないかなって思います。

今回紹介したように、潰れるサロンの理由は数多くあります。

皆さんも負けないような戦い方を理解して経営してください。

小さく成功したら、店舗を増やしていけばいいんですから。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。