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【サロン経営】FC展開を考えるならこのポイントを抑えろ!

2024.8.23

ロレインブロウは、2021年4月から始まって3年半ほど。

今は、100店舗を超える大きなグループになりました。

店舗の内訳は、25店舗ぐらいが直営店で、残りはフランチャイズ。

このスピード感には、いくつかポイントがあります。

今回は、フランチャイズ展開を考えているサロン経営者の方に向けて、フランチャイズ展開で押さえてほしいポイントをいくつか紹介していきます。

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フランチャイズとは

フランチャイズとは、どういったものなのか。

まず皆さんには、フランチャイズについて詳しく知ってほしいです。

フランチャイズは、「自分もこの商売をやってみたい」と考える人に対して、加盟金やロイヤリティをもらう。

代わりにお店(ブランド)の看板を貸し、ノウハウを渡しながら経営指導していくシステムですよね。

自分で最初からビジネスをつくっていくとなると、多くの失敗がある。

しかし、成功しているビジネス、元からのブランド力や経営指導してもらうので、サロン経営の初心者は、フランチャイズに加盟すると成功確率が上がるメリットがあります。

有名どころでいくと、大手コンビニ会社のローソンやファミリー マート、セブンイレブンもフランチャイズ。

意外と本部が運営しているのではなく、フランチャイズオーナーさんが各地域で運営しているパターンが多くあります。

ロレインブロウも一緒で、私のロレインブロウの本部の会社があり、各オーナーさんの法人や個人でも各地域でロレインブロウを運営してくれているイメージです。

これがフランチャイズの基礎。

フランチャイズ展開の仕方

フランチャイズについて改めて理解できたところで、どうフランチャイズ展開していくのか、展開の仕方について話していきましょう。

例えば、流行っているヘッドスパのサロンをフランチャイズで展開していきたいとします。

ここで何に困るかといえば、オーナーさん探しです。

フランチャイズ展開の第一歩を踏み出す時、本部の状態はまだできていないこともあるだろうし、フランチャイズ店のサポートをするといっても本部にリソースがないこともありますよね。

まずは、知り合いや身内にフランチャイズ店を、実験として経営してもらうのが一番かなと考えています。

サービスをとにかく気に入ってくれているお客様でいいですね。

よく間違えてしまうのは、まだ1店舗目しかないのに、インスタ広告をたくさん回して、

  1. 「高利益率!」
  2. 「粗利⚪︎%!」
  3. 「1人で開業して年収1000万可能!」 など

お金ばかりのとこにいくと、オーナーの質が下がってしまう。

お金の面で期待値が高すぎると、失敗した時に「本部が責任を取ってください」と言われかねないです。

なので、最初は必ず身内や知り合い、お客様でフランチャイズ展開を進めてほしいです。

フランチャイズのテストの重要性

フランチャイズ展開をテスト的に進めるにあたり、何店舗目までテストが必要だと思いますか?

私の感覚でいえば、5件ほどやって4勝1敗なら成功しているので、どんどんフランチャイズ展開を進めるべきかなと。

負けた1を分析することが非常に重要です。
  1. 立地が悪いのか
  2. 採用したスタッフに問題があるのか
  3. 採用方法に問題があるのか
  4. 地域の値付けが悪いのか など

負けたとしても、負けた1を分析する1にしたいですよね。

さまざまな地域でフランチャイズを展開すると、全部が全部同じ価格、メニューで進めるわけではありません。

地域に合わせて、変える必要が出てきます。

ロレインブロウも実際、4価格帯ぐらいを全国で変えていて、地域にあった価格にしています。

◆FC展開したいなら少ないオーナーで

あとは、例えばフランチャイズ店が100店舗になるとした時、50人のオーナーで100店舗にしたいか、100人のオーナーで100店舗にいきたいか、どちらがいいでしょうか?

私としては、多くのフランチャイズ展開をしたいなら、フランチャイズにしやすいパッケージ にして、少ないオーナーで展開を早く進めさせるのがベストと考えています。

フランチャイズ展開で大事なこと

今回のまとめとして、まずはフランチャイズ展開をする時には、最初の加盟オーナーはいきなり広告媒体で募集するのではなく、身内から小さく募集する。

勝ちを積み重ね、負けた店舗が出たとしても、負けを分析して次の店舗に向けて生かすことが大事です。

2つ目は、既存オーナーが増店したくなるようなフランチャイズ事業の仕組みを設計して、フランチャイズ展開にスピード感を持たせていくことです。

この2点を押さえていきましょう!

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。