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美容サロンの離職率を圧倒的に下げる施策

2024.7.19

アイブロウに限らず、美容院やエステなどの“サロン”では、スタッフが辞めやすい=離職率が高いイメージが強いと思います。

実際に離職率が高いサロンも存在するでしょう。

「じゃあロレインブロウではどうなんだ?」
「店舗展開がすごいけど離職率高いんじゃない?」

と、考える方もいるかもしれません。

ロレインブロウの離職率は、オープニングから今まで同じ店舗に在籍してくれるスタッフが多く、ずっと一桁台の店舗も多い。

もちろん全員が全員辞めないわけではなく、店舗によってばらつきはあるけれど、私自身が離職率は一桁台で収めたいという気持ちがあるので、離職率にはこだわっています。

今回は離職率にこだわっている私が、美容サロンの離職率を圧倒的に下げる施策をお伝えしていきますね!

▼YouTubeはこちら!

離職率を下げる施策

◆業界の課題を書き出す

離職率を下げる施策の一つは、

業界の課題を書き出す

です。

美容業界ではいえば

  • 休みが少ない
  • 給料が低い
  • 研修制度が整っていない
  • 営業時間外に会議がある
  • 人間関係が悪くなりがち など

が挙げられますよね。

で、あれば、「課題をうちの会社なら解決できますよ!」と根拠づけて説明ができるように経営者がまずはするべきですよね。

◆業界の課題を解決できる仕組み(会社)をつくる

  1. 休みは多い方がいい
  2. 給料も多い方がいい

それなら、人が集まらない今の条件から、勇気を振り絞って一段階上げることが大事。

  1. 月8日休みを週休2日にする
  2. 歩合率を1%でも上げてみる
  3. 基本給を5,000円あげる

こういったことを実施するのはもちろんですが、原則として、

業界の課題を解決できている会社のポジションを取る

これが大事です!

商売の基本は、価値交換

経営者側は「働いてほしい」
求職者は「こういう職場で働きたい」

この交換ができていなかったら、求職者は離れていってしまいますよね。

離職率を下げたいのであれば、業界の課題を解決できる仕組み(会社)をつくることを始めましょう。

◆条件に当てはまる人のみ採用

求人に応募してきた方が、“何を求めてるのか”を丁寧にヒアリングすることが面接のポイント。

例えば、転職活動で一番大事にしていることはなんですか?と聞いたとき、「給料です」と回答されたなら「では、いくらだったら満足できますか?」と。

「20万円は欲しい」と言われたなら、基本給が20万だったら入社した後辞める確率は低くなりますよね。

ただ「30万円です」と回答されたら、基本給を30万にするのは難しい(売れるようになって歩合がつけばいけるけど)から、採用しない。

  1. 条件に当てはまる人しか採用しない
  2. 最低限自分たちが約束できる方しか採用しない

この選択ができるかどうかに、全てが詰まっているような気がします。

最低限のやるべきこと

もっとシンプルに考えるなら、前の職場より条件が良くなってればいいわけです。

前の職場の待遇を聞いて、給料が手取りで16万円なら20万円あればいいだろうし、休みが月6日だったなら週休2日制のロレインブロウなら休みも増えるよね、など。

商売は価値交換なので、相手(求職者)に提供できるものと提供できないものを、最初の面接でマッチングをきちっとしてあげることが、離職率を上げないために重要。

目先の利益よりも、社員が長い期間働いてくれる方が、長い目で見ると自分(経営者)に返ってくることがある。

離職率で悩むサロン経営者の方々は、一度自社の雇用条件や面接の内容を振り返ってみてはいかがでしょうか。

今回お話したことが離職率を下げるために役に立てば嬉しいです!

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。