【無料公開】総年商20億社長が潰れないサロン経営の秘訣を話します!
2024.12.5
【無料公開】総年商20億社長が潰れないサロン経営の秘訣を話します!
2024.12.5
こんにちは、ロレインブロウの東です!
日頃生活していると、「ここにあった美容院がなくなっている」と、サロンが閉店しているところを目にしたことがある方はいると思います。
経営者の皆さんは、もちろん同じようにサロンを潰したくはないですよね。
絶対に潰れないサロン経営の方法というのは難しいですが、潰すリスクを極限に減らせるサロン経営があったら知っておくのに損はないです。
ということで、今回私が“潰れないサロン経営の秘訣”について話していきます!
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秘訣1.人材雇用と給与について
1つ目は、人材雇用と給与についてです。
給料を支払い続けるのって、大変ですよね。
当たり前ではありますが、売れても売れなくても給料は払い続けないといけないわけじゃないですか。
社員みんなの生活を守るために、会社が赤字でも払い続けるのが給料ですから。
ではこの給料をどのような仕組みにするか、という話です。
美容業界でよく採用されているのが、基本給と歩合給のスタイル。
ロレインブロウでも基本給と歩合給のスタイルを取っています。
基本給は21万〜で、エリアによって変えています。
なので、売れれば売れるほど給料が上がっていくシステムです。
リスクを減らすために、売れていない時は基本給・人件費は基本のままだが、売れているときはしっかりと還元できるようなシステムを、どのサロンを導入すべきなのでは、と思っています。
やっぱり、頑張ったら頑張った分だけ給料に反映してほしいものじゃないですか。
「どうやったら給料が上がるんだろう」と考えて頑張るスタッフもいると思うので、社員に満足してもらうために、そこは会社として経営者として応えていきたいですよね。
基本給は責任に対して支払うもの、歩合給は成果に対して支払うものときちっと分けることで、リスクを減らせるのではないかと思います。
秘訣2.出店先と初期費用などについて
2つ目は、出店先と初期費用などについてです。
皆さん、1店舗を出店するとき、視認性がある角地でかっこいい内装の店舗を作りたいですよね。
しかしそういった立地や内装のサロンは、家賃も内装工事も高くつきます。
家賃を含む固定費は、オープンしてから下げられないので、最初から固定費はできるだけ下げておくのはマスト!
儲かるかどうかわからないのに、最初からいいところで皆さんやりすぎです。
5席のサロンなのに2人しかスタッフ採用できなくて、2人で5席分の売上を回すのに必死、みたいなサロンが多くあります。
スタッフが病気になったり、自然災害が起きたときに売上が立たなくても、家賃などの固定費が安ければ耐えられるかもしれない。
さまざまリスクを考えても、出店先や初期費用のことはしっかりと考えて選んでほしいです。
秘訣3.メニューの値決めについて
3つ目は、メニューの値決めについてです。
メニューの値決めで悩んでいる方が、非常に多いです。
サロン経営では、1席に対してやスタッフ1人に対しての売上のアッパーはほぼ決まっていて、客数か客単価が売上に関わります。
まつ毛パーマの場合、施術時間に1時間はかかるので、8時間勤務のスタッフだと1日マックス7人ほどしか対応できない。
20日間勤務したら、マックス140人の施術に入るのが限界であることは最初からわかっていますよね。
その中で顧客単価を3,000円で経営していたら、140人も施術しても売上が42万ほどにしか出ません。
給料が30万だとしたら、単純計算で12万しか残らないわけです。
こう考えると、メニューの値決めがどれだけ経営に大きな影響を与えるのかがわかりますよね。
私がよく言うのは、給料から逆算してメニューの値決めをしてください。
ロレインブロウだと、スタッフが100万円の売上を出すために、次のような逆算をしています。
ここから大体人件費を35%と決めて支払っているので、この計算式のようにいけば潰れにくいサロンが出来上がっていきます。
皆さんも一度、メニューの値決めに悩んだときは、売上から逆算して検討してみてください。
秘訣4.家賃比率を守る
4つ目は、家賃比率を守ることです。
2つ目の出店先についての部分とつながりますが、私がよく言うのは、家賃比率を売上の10%に抑えてください、ということです。
もし、10万円する家賃のサロンスタッフが最悪自分1人になったとしても、月の売上が100万上げられれば、サロンが潰れることを回避できます。
この家賃比率の10%を守っていれば、何かあったときもサロンが潰れる、会社が倒産するリスクを下げられるので、ぜひ家賃比率を意識してもらいたいです。
秘訣5.離職率を下げる
5つ目は、離職率を下げることです。
ここまで倒産や潰れるという視点で話してきましたが、美容業界でサロンが潰れるのは、お客さんが来ないよりも社員がいなくて家賃を垂れ流しになってしまうことが原因であることが多いです。
人手不足なサロンが、とにかく多い。
市場にお客さんは多くいるので、スタッフが足りないのがこの業界の特徴の一つ。
なので、離職率を下げることが鍵になるわけです。
なので、離職率を下げる職場環境を必ず作ってくださいとよく言っています。
スタッフが辞めてしまう環境が続いているなら、職場の何かを変えなきゃいけない、離職率を下げる何かをしなくてはなりません。
離職率に悩んでいる方がいたら、まずは自分のサロンの条件を必ず見直してください。
秘訣6.手元資金を厚くしておく
6つ目は、手元資金を厚くしておくことです。
先ほども話した通り、キャッシュがなくなってしまったら倒産になるわけです。
100万の赤字店舗があったとしても、現金で1億円あれば10年ほどは耐えられます。
赤字が悪いわけではなく、手元の資金がなくなるから潰れてしまうことをまず理解しましょう。
私が言っているのは、業績がいい時にお金を借りれるだけ借りておいた方がいい、ということです。
これは、顧問税理士さんにこっぴどくずっと言われています。
固定費の半年分を持っていればいい、とよく言われているのですが、正直とても難しいことです。
なので、なるべく借り入れして、手元資金を厚くしておくのは必ずやっておいた方がいいと思います。
秘訣7.社員が1人いれば黒字になるモデルを作る
7つ目は、社員が1人いれば黒字になるモデルを作ることです。
先ほど話した通り、100万円の売上が上がっていれば、大体トントンになれるぐらいのモデルを組めるといいですね。
損益分岐点を低くして、1人でも黒字にできる店舗モデルにしましょう!
秘訣8.本社の固定費は下げる
最後の8つ目は、本社の固定費を下げましょう。
店舗展開をしていくと、本部の社員も増えたから社長室を作れるような場所に移転したくなるかもしれませんが、本社の固定費はなるべく下げましょう。
投資キャッシュフローの流れでいくと、本社に投資しても売上には何も返って来ないわけですよ。
ただ、スタッフが毎回オフィスで集まるような企業なら、従業員の満足度を上げるために社内食堂を作ったり、といった投資はしてもいいと思います。
しかし、私たちの場合は店舗商売。
日本全国に社員がいて、一つの場所に集まることはありません。
ロレインブロウの場合、本社の家賃は22万円ぐらいで、併設している動画編集スクールの利益から家賃を払っています。
ロレインブロウだけでみると家賃代はでていないと同じなので、このぐらい固定費を下げられるように努めてほしいです。
経理や税理士も社員として雇用するのもいいですが、雇用した時点で固定費になってしまうので、経営を始めたばかりの段階ではなるべく外注でやったほうがいいと思います。
もし会社が苦しくなったら、「すいません。会社が苦しいので一旦辞めます」で済みますが、社員だったらそういうわけにはいかないじゃないですか。
なので、私はなるべく本社の固定費も下げることも大事だと考えています。
まとめ
失敗するときは失敗してしまうので、「そんなに費用もかかってないし、辞めるハードルも低いわ」ぐらいの感覚でいられるほうがいいと思います。
「3000万かけて作ったから、もうちょっと頑張ってみよう」みたいな感じで、ズルズルと続けてしまう人が多いので、サクっと決定しやすいラインを持っておくのが大事。
そして今回話した8つのことを守ってくれれば、自分のサロンを潰すリスクを大きく回避できるのではないかなと思います!