【女性の社会進出について】
2024.11.20
【女性の社会進出について】
2024.11.20
こんにちは、ロレインブロウの東です!
柄にもなく、真面目に最近の悩みを話してみます…。
◆女性のライフイベントと仕事
私の会社での現場社員はすべて女性で、管理職も女性です。
今まで、新卒3年以内に辞めてしまう美容師さんをメインに採用してきました。
そしてロレインブロウの離職率は、おかげさまで低い値を維持できていますが、社員の平均年齢が会社の年齢とともに上がってきたと感じています。
女性は結婚、妊娠、出産などによって、キャリアを一旦ストップする時期がくる。
これは仕方ないことですが、
- 復職をしたとしても今までと同じように働けない
- 休職の間の売り上げを担保するために、新入社員を迎え入れたとしても復職をしたらどうするのか
という問題がでてきます。
また、管理職が一旦休職すると復帰しても、今までのポジションはないし、保証もされてない。
だから、結婚を後回しにしてしまうなんていう現状も起こっているのではないかと思います。
もちろん僕がそういう会社を経営しているので仕方ないとは思いますが、中小企業でも同じような状況だと思います。
◆103万の壁などの課題
あとは、103万円の壁ですね。
私の体感ベースですが、特に地方は都会に比べて結婚が早いなと感じます。
- 「働きたいけど扶養内で勤めたい!」
- 「配偶者控除がなくなる」
- 「家庭の税負担が増える」
などの弊害がありますよね。
特に美容業界は、シングルマザーだと書類審査で落とされたり、勤務時間が担保できないので採用のハードルも上がったりします。
そうはいっても2025年問題などで高齢化が激しく進むなかで、女性の社会進出はマストな課題。
中小企業で育児支援するのもなかなか難しいと最近はずっとモヤモヤを抱えております…。
◆やるべきこと
私は、女性の方が優秀なんじゃないか?と感じるほど、会社を大きくしてもらった感謝の気持ちもあります。
女性の社会進出について、やるべきことは主に次の3つだと考えています。
①女性の管理職を増やす
これは確実に企業の競争力を上げる一手。
しかし、税制の問題、時短勤務、育児休暇など課題がありますね。
②根本的な制度の課題
- 未婚の母や扶養控除の見直し
- 育児支援の制度強化 など
働く女性が不利にならない策が必要ですよね。
③働くことや管理職が大変だというイメージの払拭
管理職の人は、結婚や出産が仕事の弊害となると思ってしまったり、逆に管理職を成長やキャリアアップのできる環境と思わずに、シンプルに大変だからと諦めてしまったり…。
ロレインブロウでも、若手の管理職の登用や目指したいと思ってもらえるような評価制度を作ることは必要かなと考えています。
もっと若者に投資して育てやすい、働きやすい社会になってほしいです。
社内独立?スクール事業?美容業界の人材紹介事業?
一旦は新卒採用して人材の流動化を担保する?
いいアイディアはないか、と悩む日々です。