【必勝法】一生残り続けるサロンはココが違う!事業安定の法則! ー前半ー
2025.2.27
【必勝法】一生残り続けるサロンはココが違う!事業安定の法則! ー前半ー
2025.2.27

こんにちは、ロレインブロウの東です。
ロレインブロウは、この3年ほどで130店舗以上の展開まで広がりました。
すべて私の力ではありませんが、サロン経営していく上で守ってきたノウハウがいくつかあります。
これを知っておけば、サロンを潰す可能性を下げられるかもしれません。
「サロン経営を始めてみても、潰れてしまうかもしれない」「なかなか売上が伸ばせない」と悩んでいる方もいると思います。
そんな方々に向けて、今回はサロン経営のノウハウをいくつか説明していきます!
サロン経営とは
サロン経営といっても、業態はさまざまなので「何をまず自分がやるのか」を選ぶところから始まります。
業態を選ぶ際に、私が大事にしていることは3点です。
◆利益率
一つ目は、どのくらいの利益率が出るのかという点です。
粗利益や原価率など、施術に対して原価がどのくらいを占めているのか
ここが、大事なポイントです。
飲食店だと減価大体30%〜40%と言われており、1万円の売上がでたとしても3000円〜4000円ぐらいは原価としてなくなってしまう。
そうなると、美容院でカットだけなら原価は限りなく低い。
ロレインブロウのようなアイラッシュだと大体5%ぐらいが原価なので、9割ぐらいは粗利益として残すことができます。
こういった利益構造は美容に限らず、これから経営していく人はしっかりと調べて把握しておきましょう。
◆市場のリサーチ
二つ目は、市場のリサーチです。
私がロレインブロウを始めたとき、最初から「全国統一する!」と決めていたので、その目標を達成するためには、市場の大きさや競合チェーン店の数が大事になってきます。
「100店舗出店したい」のに、自分のサロンより長くやっている他のチェーン店が全国で5〜10店舗ほどしかない出店できていないなら、そもそも店舗展開が難しい業態である可能性が非常に高いことがわかりますよね。
なので、最低で100店舗ある業体を始めていくと、場所も選ばずに商圏がきちっと全国にあることが分かるので、市場規模がどれぐらいあるのか、競合のリサーチは必ずやってから始めましょう。
◆潰れないサロン経営の始め方
三つ目は、潰れないサロン経営の始め方についてです。
私はよく「リスクをなるべく減らして、負けない戦い方をしろ」と言っています。
最近のサロン経営者は、圧倒的に女性が多い。
この理由は女性だと、自分が現場に立ってプレーヤーとしても売上をあげられるということが大きいと考えています。
自分1人だけで経営できるなら人件費はかからないし、売上が出ているなら利益が出やすくて、一番サロンを潰しにくい方法。
なので、サロン経営を考えている方は美容関連の技術を持っているなら、なるべく自分が1人目の従業員として現場に立てる業態を選ぶと、倒産のリスクをより抑えられます。
自分が「これやりたい!」ではなく、自分ができることを基準にして起業している。
やりたいこと=できることではないですからね。
目的やゴールを決める
やりたい業態が決めれば、次は
- 何店舗まで
- 売上をどのくらいまで
- 月収がどのくらいまで
といった、目標を決めることをしていきましょう。
サロン経営をしていく上で、目標を決めて、目標から逆算でロードマップを引くことが大事だと私は思っています。
その方が、効率よく物事を進めやすいので。
あと、「会社を経営することで、自分がどうなりたいのか」という点も決めておいてほしいですね。
100店舗展開できることが必ずしも幸せではないし、やるべきことではありません。
- 自分が現場に入って好きなタイミングで好きなお客様を施術する
- 家族との時間を優先させながら好きなことで稼ぎたい
- できるだけ店舗数を増やして収入をどんどん増やしたい
どんな未来でもいいので、会社を経営することが自分の目指すべき姿・未来を見つけてみましょう!
成功フラグが立つか小さくテスト
次は、リスクの少ない出店で成功するフラグが立つかを判断しようということです。
新規顧客・リピート顧客・求人がくるかどうか、離職がない環境かどうか、が大事であると伝えてきていますが、これが成功するのかどうかってやってみないとわからないじゃないですか。
なので、必ず小さく始めてテストをちゃんとやりなさいってことです。
ロレインブロウの1号店は、家賃が12万円ぐらいで、1日2人ぐらいお客さんが来てれば潰れないよという状態でスタートしました。
集客のためにSNSやホットペッパービューティーなどを利用するのもそうですが、テストするという意味だと、メタ広告でSNS広告を回すことで市場の反応をチェックするのがいいと思います。
他にもMEO対策などできることは、たくさんあります。
ただ、半年やってダメだったらやめましょう。
私の中で赤字が半年続いたら必ず潰すというルールがあって、物件の解約問題があったりするのですが、撤退は最速でできるようにしとくのが基本原則。
諦めがつなかいこともあると思いますが、ダメなのはダメですから。