2025.9.1
アーチ眉の基本・描き方完全ガイド | 似合う人の特徴や理想の描き方まで解説
その他

「自分に似合うアーチ眉の形がわからない」
「自然で綺麗なアーチ眉を描きたいけど、どうすればいいの?」
この記事を読んでいるあなたは、アーチ眉についてこのような悩みを持っているのではないでしょうか。
アーチ眉は、女性らしく上品な印象を与えてくれる定番のデザインですが、描き方を間違えると不自然に見えたり、自分に似合わなかったりします。
本記事では、アーチ眉の基本から、似合う人の特徴、そして初心者でも簡単に真似できる描き方の手順まで、プロの目線で詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたの顔立ちに合った理想のアーチ眉の描き方がわかります。理想のアーチ眉を描くなら「ロレインブロウ」がおすすめです。
Contents
アーチ眉とは

アーチ眉とは、眉山から眉尻にかけて、なだらかな丸みを帯びた曲線を描く眉の形を指します。
流行に左右されにくい定番のデザインとして知られており、多くの人に愛されています。この眉の形は、自然な女性らしさを演出し、顔の輪郭にもよくなじむ点が特徴です。
最近のトレンドでは、眉山の角度をつけすぎず、ゆるやかなカーブを描くことで、より今どきで洗練された印象に仕上がります。上品で柔らかな雰囲気を与えたいときに、最適な眉デザインといえるでしょう。
アーチ眉が与える印象

アーチ眉は、顔全体の印象を大きく変える力を持っています。具体的にどのような印象を与えるのか、主な4つの効果を紹介します。
- 女性らしく優しい印象を演出:曲線的なデザインが、表情を柔らかく見せる
- 上品で落ち着いた雰囲気を与える:知的で洗練された大人の女性の印象を与える
- 骨格や顔のパーツの印象を和げる:フェイスラインや顔のパーツが持つシャープな印象を、眉のカーブが中和し、親しみやすさをプラスする
- 与えたい印象を自在に調整可能:カーブの角度や太さを変えるとイメージを調整できる
アーチ眉が似合う人の特徴

アーチ眉は多くの人に似合いやすいですが、特にその魅力が引き立つ顔立ちのタイプがあります。
- 面長な印象の人:アーチが持つ曲線が、顔の縦の長さを視覚的に緩和し、全体のバランスを整えてくれる
- フェイスラインがはっきりしている人:アーチ眉の柔らかなラインが骨格の強さを和らげ、優しい印象をプラスする
- 目鼻立ちが整っている人:アーチ眉がパーツの美しさを引き立てつつ、全体の印象を上品にまとめ、強すぎない調和のとれた表情を演出する
- 平坦な顔立ちの人:のっぺりとした印象を解消してくれる
なお、自分に似合う眉の形についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:【種類別】自分のベスト眉を見つける!似合う眉毛の形・デザインの選び方
基本的なアーチ眉を描く方法・手順【5STEP】

ここからは、基本的なアーチ眉を描くための具体的な方法を5つのステップに分けて解説します。
- 理想の形を描いてガイドラインを作る
- 眉コームで毛流れを整える
- ガイドからはみ出た毛を処理する
- パウダーとペンシルで描き足す
- スクリューブラシやコンシーラーで輪郭を整える
この手順に沿って進めれば、初心者でもバランスの取れた美しいアーチ眉を描けます。
1. 理想の形を描いてガイドラインを作る
まず、眉毛を整える前に、アイブロウペンシルで理想のアーチ眉の形を描き、ガイドラインを作成します。
先にガイドラインを描いておくことで、処理すべき不要な毛が明確になり、必要な部分まで剃ってしまう失敗を防げます。ラインを描く際は、眉頭・眉山・眉尻の位置の目安を意識しながら、なだらかなカーブを描きましょう。
眉山の角度をつけすぎると古い印象になるため注意が必要です。また、左右のバランスが崩れないように、片方ずつ仕上げるのではなく、左右交互に少しずつ描き進めるのが綺麗に仕上げるための重要なポイントです。
2. 眉コームで毛流れを整える
次に、眉コームやスクリューブラシを使って、眉頭から眉尻に向かって毛の流れを優しく整えます。
このひと手間を加えることで、これからカットすべき毛の長さや、描き足すべき部分がどこなのかを正確に判断しやすくなります。
眉頭は下から上へ、眉の中間は斜め上へ、眉尻は斜め下へと、それぞれの毛が生えている方向に合わせてとかすのがコツです。毛流れが整っていないと眉の輪郭が歪んで見える原因にもなるため、メイク前には必ず行いましょう。より詳しい毛流れの整え方は、こちらの記事で解説しています。
関連記事:眉毛の毛流れを整える方法は?眉毛パーマのメリット・デメリットと 2つの注意点を解説
3. ガイドからはみ出た毛を処理する

毛流れを整えたら、最初に描いたガイドラインからはみ出している不要な毛を処理します。
眉用ハサミやシェーバー、毛抜きなどを使って丁寧に一本一本処理していきましょう。特に眉の下のラインは顔全体の印象を大きく左右するため、少しずつ慎重に整えるのが重要です。
長さのある毛は、コームを当ててガイドラインからはみ出た部分だけをカットすると、切りすぎる失敗がありません。処理が終わったら一度メイクを落とし、左右のバランスを再度確認しながら微調整を行いましょう。
関連記事:眉毛カットのやり方は? 理想のバランスや眉毛サロンがおすすめな3つの理由を解説
4. パウダーとペンシルで描き足す
眉の土台が整ったら、アイブロウパウダーとペンシルを使って、眉を描き足していきます。
まず、アイブロウパウダーで眉の中間から眉尻にかけて影を入れ、自然なグラデーションを作ります。眉頭は濃くならないように、パウダーを付け足さずにブラシに残った分でふんわりと色をのせる程度にしましょう。
毛が足りない部分や隙間がある部分には、芯が細いアイブロウペンシルを使い、毛を一本一本植えるようなイメージで描き足します。ペンシルは力を抜いて軽く持つと、濃くなりすぎず自然な仕上がりになります。
5. スクリューブラシやコンシーラーで輪郭を整える
最後に、スクリューブラシとコンシーラーを使って眉の輪郭を整え、完成度を高めます。
まず、スクリューブラシで描いた部分を毛の流れに沿って優しくぼかし、肌との境界線をなじませます。次に、眉の上下の輪郭に沿ってコンシーラーを細くのせると、眉の形がくっきりと際立ち、目元全体が引き締まった印象になります。
コンシーラーは眉全体を囲むのではなく、眉の上下のみに部分的に使うのが、自然な立体感を出すコツです。最後に指やブラシでコンシーラーを丁寧になじませれば、柔らかなアーチ眉の完成です。
アーチ眉の描き方5選【種類別】

アーチ眉は、描き方次第でさまざまな印象を演出できます。ここでは、なりたいイメージに合わせた5種類のアーチ眉の描き方を紹介します。
- なだらかアーチ眉 | 優しげな印象
- ふんわりアーチ眉 | ナチュラルな大人っぽさ
- ブラウンアーチ眉 | 落ち着いた雰囲気
- リフトアップアーチ眉 | 若見え・引き締め
- 彫り深アーチ眉 | 立体感・美人骨格
それぞれの特徴と描き方のポイントを見ていきましょう。
なだらかアーチ眉 | 優しげな印象
優しげな印象に見せたいなら、眉山の角をなくした「なだらかアーチ眉」がおすすめです。
本来の眉山よりも少し外側にカーブの頂点を設定し、柔らかな曲線を描くのがポイントです。
パウダーで全体をふんわり描いた後、コンシーラーで本来の眉山の角を少し消すように整えると、さらにやわらかなアーチが完成します。親しみやすい雰囲気を演出したいときに最適なデザインです。
ふんわりアーチ眉 | ナチュラルな大人っぽさ
ナチュラルで大人っぽい雰囲気を好むなら、「ふんわりアーチ眉」がぴったりです。描きすぎずに自眉の毛並みを最大限に活かすことです。
眉山から眉の中間にかけて、少し明るめのパウダーで影を作るように描き、眉頭には色を足さずにぼかす程度に留めましょう。足りない部分はペンシルで一本ずつ描き足せば、抜け感のある大人な眉が完成します。
ブラウンアーチ眉 | 落ち着いた雰囲気

落ち着いた知的な雰囲気を演出したい場合は、「ブラウンアーチ眉」を試してみましょう。自分の眉の形を活かしつつ、パウダーで全体の形を整えるのが基本です。
足りない部分をペンシルで補い、眉頭の下にノーズシャドウを少し入れると、顔立ちにメリハリが生まれて洗練された印象になります。仕上げに明るめの眉マスカラを使えば、重くなりすぎず垢抜けた雰囲気を演出できます。
リフトアップアーチ眉 | 若見え・引き締め
若々しく引き締まった印象に見せたいなら、「リフトアップアーチ眉」が効果的です。年齢とともに下がりがちな眉尻を、少し短くシャープに仕上げるのがポイントです。
眉頭はパウダーでふんわりと描き、眉尻とのメリハリをつけます。赤みのあるパウダーで血色感をプラスし、最後にクリアマスカラで毛流れを上向きに整えれば、リフトアップ効果がさらに高まります。
彫り深アーチ眉 | 立体感・美人骨格
彫りの深い、いわゆる「美人骨格」を演出したいなら、「彫り深アーチ眉」に挑戦してみましょう。やや直線に近いアーチをベースに、陰影をつけて立体感を出すのがポイントです。
眉山と眉尻の高さを揃えるように意識し、ディープブラウン系の色で毛を描き足します。さらに、ベージュ系のパウダーを眉頭から鼻筋へぼかし、自然なノーズシャドウ効果を狙いましょう。
アーチ眉を描く際の4つのポイント

アーチ眉をより美しく仕上げるためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。ここでは、特に重要な4つのポイントを解説します。
- メイク前の下準備で仕上がりに差が出る
- 左右差や非対称に注意して描く
- 自分の顔立ちや髪型に合わせた太さと長さに調整する
- 濃淡のバランスを意識する
これらのポイントを意識するだけで、仕上がりが格段に変わります。
メイク前の下準備で仕上がりに差が出る
美しいアーチ眉を描くためには、メイク前の下準備が非常に重要です。
まず、眉を描き始める前に、必ずスクリューブラシで毛の流れを整えましょう。このひと手間で、描くべき場所とそうでない場所が明確になります。
次に、フェイスパウダーなどを軽く眉にのせ、余分な皮脂やファンデーションの油分を取り除きます。こうすることで、アイブロウの色がのりやすくなり、メイクの持ちも格段に良くなります。メイク前の少しの工夫が、仕上がりの美しさと持続力を大きく左右します。
左右差や非対称に注意して描く
ほとんどの人の眉は、元々左右非対称です。そのため、左右のバランスを意識せずに描くと、ちぐはぐな印象になってしまいます。
これを防ぐためには、片方の眉を一気に完成させるのではなく、左右の眉を少しずつ交互に描き進めるのが重要です。
まず、左右の眉頭の高さを合わせることから始めましょう。眉頭の位置を基準にすることで、全体のバランスが格段に整いやすくなります。ペンシルで全体を描きすぎると、左右の形や濃さの違いが目立ちやすくなるため、必要な箇所にだけ描き足すように心がけましょう。
関連記事:眉毛の左右差を改善!セルフが難しいなら眉毛サロンで悩み解消
自分の顔立ちや髪型に合わせた太さと長さに調整する
アーチ眉は、自分の顔立ちや髪型に合わせて太さや長さを調整することで、より自然で洗練された印象になります。
例えば、前髪が長い人はやや細めに、短い人はやや太めに描くとバランスが良く見えます。眉の長さは、少し短めに設定すると、古臭くならず、今どきのおしゃれな印象に仕上がります。
眉の太さの目安としては、目の縦幅の3分の2程度にすると、顔全体のバランスが取りやすいでしょう。自分の特徴に合わせて微調整することが、似合うアーチ眉を見つける鍵です。
濃淡のバランスを意識する
アーチ眉を自然に見せるためには、濃淡のバランス、つまりグラデーションを意識することが不可欠です。
眉頭から眉尻までを同じ濃さで塗りつぶしてしまうと、まるで貼り付けたような不自然な眉になってしまいます。基本は、眉山から眉尻にかけてをやや濃いめに、眉の中間から眉頭にかけては淡く仕上げることです。
特に眉頭は、アイブロウブラシをくるくると回すようにしてふんわりとぼかすと、顔全体が引き締まって見えます。パウダーとペンシルを上手に使い分けることで、立体感のあるナチュラルなアーチ眉が完成します。
理想のアーチ眉を描くなら「ロレインブロウ」がおすすめ!

本記事では、アーチ眉の基本情報から、似合う人の特徴、正しい描き方の5ステップ、そして種類別の描き分け方や美しく仕上げるためのポイントまで、詳しく解説しました。
アーチ眉は、女性らしく上品な印象を演出できる万能な眉の形です。「自分に似合うアーチ眉を描きたい」「左右差のない美しい眉にしたい」といったあなたの悩みを解決する手助けとなれば幸いです。
もし、「自分にぴったりのアーチ眉がわからない」「プロの手で確実に理想の眉を手に入れたい」と感じるなら、ぜひ一度、眉毛サロン「ロレインブロウ」にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの骨格や雰囲気に合わせた最高のアーチ眉をデザインします。