組織崩壊を未然に防ぐ!社員のマインドと行動を変える唯一無二の方法
2025.2.5
組織崩壊を未然に防ぐ!社員のマインドと行動を変える唯一無二の方法
2025.2.5
こんにちは、ロレインブロウの東です!
経営者の皆さん、「自分の会社の社員のマインドや仕事中の行動を変えたいな」と思ったことはありますか?
もしそういう場面が実際にきた時、経営者としてどのように動くのがベストなのか。
私としては、“他人を変えたかったら、自分が変わるしかない”の一択です。
今回は、社員の不満の解消方法や行動を起こさせる方法、自分がどのように変われば良いのか、について話していきます!
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Contents
不平不満への向き合い方
人って他人が変えようと思っても、なかなか変えられないし、諦めてしまうことも多いですよね。
100人いたら100人全員を変えるのは正直難しいけど、100人いたらその内の80人には自分に賛同してもらえるようになったり、改善できたりなどできるとは思っています。
でも残りの20人をただ諦めるのではなく、90や99まで持って行けるようにするには、経営者の考え方次第で変わるので、まずはこのあたりを話していきます。
◆不平不満は社員からのSOS?
そもそも、不平不満が生まれる理由は何だと思いますか?
- 給料が低い
- 休みが少ない
- 職場の人間関係 など
他人に何かを変えてほしいって思う時なんですよね。
社員の不平不満というのは、同じように会社に対してSOS、誰かに何かを求めている状態。
それが伝え方が誤ってしまうと、ただの不平不満というマイナスな印象でしかならなくなってしまう。
なので、「何かを変えてほしいって思う時は、素直に自分の上司に伝えてね」と面接時でも伝えるようにしています。
もし、上司に伝えても変わることがないなら、直接私に伝えてくれても全く問題ありません。
経営者は、社員と向き合うことに躊躇しないことがまず大事になってきます。
◆スタッフの幸せを考える
あとは、会社を作っているのは誰なのか、というところを、日頃からみんなとディスカッションしていかなければと思っています。
「会社は誰のですか?」と聞かれたら、「私(経営者)のです。」「株主のものです。」と答える方もいると思います。
それはもちろんなのですが、ロレインブロウの場合だと売上を作ってくれているのは、現場のスタッフ。
なので、スタッフが働きやすくなければ意味がなく、皆がなるべく納得できるようなルール作りをしていきたいと常々思っています。
100点満点のルール作りや店作りはできなかったとしても、なるべく高得点のものを全員で作っていこう、という考え方を徹底的に認識をさせることが大事です。
社員のマインドと行動を変える方法
ここから本題に入っていきます。
◆経営理念や行動指針をしっかりと作る
まずは、経営理念や行動指針をしっかりと作りましょう!
もし不平不満を言ったり、働きが悪いなと思うスタッフがいた場合、スタッフの立場からしたら「どう動いたらいいのかわからない」と悩んだり迷ったりしているかもしれない。
そんなとき、経営理念や行動指針を会社として決めておけば、スタッフが自分自身で判断軸を持って行動ができるようになります。
100店舗あれば100通りのことが起こるので、ビシッと会社のルールを徹底的に示すことは大事。
あとは、社員に対して「こう動いて!」と命令する形で伝える経営者さんも多い。
しかし、その通り動いたら社員がどう幸せになるのか、まで示れていない人も多いんですよね。
例えば、「売上あげろ!」と社員に伝えても、「分かったよ、売上も頑張ってあげる。けど、売上を上げて会社が大きくなって、店舗増えたところで、私たちに何があるの?」「経営者が店舗数増やしたいだけじゃん」と思われるだけ。
なので、上げた成果に対してきっちり評価できる制度は作る必要があるし、会社の利益と社員の幸せが一致して、かつ、会社のビジョンや経営理念にもリンクしてくることが大事です。
この行動をきちっと守っていれば、ビジョンが達成して、理念が達成されてみんながハッピーになるよねというう構造を作るのが不平不満を出さないコツかなと思います。
◆1から10をすべて指導しないこと
2つ目は、1から10をすべて指導しないことです。
マインドを変えたり、行動を変えてほしいと感じるときって、経営者含め中間管理職が毎日毎日店に行って指導したとしても変わらないんですよ。
結局は、本人のやる気が業績に1番直結するということを、皆さん把握しておいてほしい。
指導するのではなくて、本人のやる気をどこまで出してあげられるかが大事。
商品知識や営業スキルを身につけても、本人のやる気がなかったら意味がない。
やる気が出た人は勝手に学んでいくので、やる気を出させる環境づくりが大事だなと思います。
あとは、部下の教育を経営者が直接指導するのではなく、中間管理職にさせて成功体験をどんどん作ってもらうのも大事。
成功体験がひとつでもあると、それをきっかけにやる気がでてきて、様々なことに挑戦していこうというマインドが出来上がったりします。
「これってどうやってやったの?」「どんな接客すれば、こんなに物販の売上が上がったの?」など、成功している要素があるなら、そこをどんどん言葉にして社員に伝えてみてください
「私そんなに売上は上げられていないけど、できているところはしっかりあるんだな」と感じてもらうようにすると、売上も自然と伸びていくことがあります。
この成功体験を積ませていくのは、中間管理職の役目だろうし、実際にスタッフの成果が出てくれば、その成果に対して経営者は中間管理職を評価して上げて、中間管理職の成功体験も増えして上げていってほしいです。
◆他人を変えるにはまず自分から
3つ目は、最初に言ったように、他人を変えるにはまず自分からです。
先に伝えた2つの行動も含めてですが、結局は経営者が変わらなければ部下に「変わってよ」と伝えても変わることはありません。
「売上上げて」と言われて上がるなら、苦労しないわけですから。
スタッフに店舗をしっかりと掃除してほしいなら、自分が掃除に行ってしまえばいい。
自分で掃除してみんなが来る時には綺麗な状態にしておくと、「ここも掃除しておかないといけないんだ」と気づいてくれるわけです。
部下は自分の鏡という考え方を持って、自分が行動を変えていけば部下もその背中を見てマインドだったり行動が変わってくるんじゃないかなと思います。
そこを理解して、まずは自分発信で動いていって、他人を巻き込んでいい組織を作っていってください!