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【完全版】多店舗展開のすべて!ー店舗出店の0→1フェーズ編ー

2024.11.15

こんにちは、ロレインブロウの東です!

今回は、サロン経営の多店舗展開のすべて店舗出店の0→1フェーズについて話していきます。

内容としては、

  • 店舗展開に必要なこと
  • 店舗出店の0→1フェーズ
  • 1→10店舗のフェーズ
  • 10→100店舗のフェーズ

に分けて話しているので、気になる回があったらぜひチェックしてみてください!

店舗展開0→1フェーズ

では、私の体験談を交えながら、早速店舗展開0→1フェーズでやっておいて欲しいことを話していきますね。

◆固定費はなるべく下げろ

店舗展開0→1フェーズのときは、まず固定費はなるべく下げましょう!

私の店舗展開の歴史は、コロナの1年前ぐらいからです。

当時はお金がなかったので、親の会社がもつ社宅の一部屋を貸してもらっていたので、費用は0。

その場所で、知り合いの方から10〜20万ぐらいで譲ってもらった機械を使って、ホワイトニングサロンをスタートさせました。

当時のことから今にも通じるところといえば、「サロンを作ってもうまくいくかわからないから、固定費はできるだけ下げてやってください!」ということです。

1000万ぐらいかけて、20〜30坪の物件を借りて5席用意してサロンを始めてしまう方もいますが、失敗したら人生終わるような状態であれば、固定費をできるだけ下げて、失敗しても自分が働ければ返せる額でスタートしてください!

意外に感じるかもしれませんが、これができない人が多すぎます!

お店を出せばお客さんが来ると考えてしまうと思いますが、サロンを開店させただけではお客さんは来ません。

私がやっていたホワイトニングも、お客さんが全く来ないし、そもそも集客の方法も分かっていないし、看板もなければネットもどう活用すればわからないし…といった悲惨な状態でした。

それぐらい0→1のフェーズは何もわからないし、知識があったとしてもうまくいくことの方が少ないので、「とりあえず小さくスタートしろ」と私はよく言っています。

自分が現場に立てるモデルの方が、人件費がかからなく黒字化しやすい。

その点を振り返ると、ホワイトニングサロンをやったことで、集約や接客について学べたので、テストという意味では経験してよかったなと思います。

◆エリア選定

次は、エリア選定についてです。

おそらく個人店の皆さんは、自分の住んでいる地域や一軒家の1階で始める方が多いと思いますが、店舗を構えるエリアを決めるのはとっても大事なことです。

魚がいない場所に釣り竿を投げても釣れないのと一緒で、美容サロンもお客さんがいるところに店舗を作らないとお客さんを集められません。

自分の住んでいる地域から1時間ぐらいの範囲に商圏があるなら、自宅や住んでいる地域ではなく、そっちの商圏でサロンを開くことをおすすめします。

エリア選定では、人口のボリュームと競合の有無を大事にみています。

具体的にどうやって見ているのかというと、まずはGoogleマップで「まつ毛サロン」とエリア検索してみると何軒出てくるのか、口コミ数はどうか、というところを見てみましょう。

あとはホットペッパービューティーで、ネイルまつ毛のカテゴリ、地域を選択したら、何件掲載されているのかというのもチェックします。

私の感覚だと、30件ほど掲載されているエリアであることがマスト。

ロレインブロウでは、人口が1番少ない鳥取に2店舗あり集客がうまくいっているのですが、鳥取市で30軒、米子市で30軒とかだったので、実際の経験値としても基準にできる値かなと思います。

◆業態選び

次は、業態選びについてです。

美容院やホワイトニング、ネイル、まつ毛と業態は何でもいいですが、慎重に選んでください。

例えばまつ毛サロンは、Googleトレンドで検索すると急にポーンと伸びた業態ではなく、5年前や10年前からある程度ジグザグとじわじわ動いて細く長く伸びてきている業態です。

同じように、じわじわと細長く伸びている業態をやっぱり選んでほしいですね。

皆さんは、10年20年と起業家として生きていくことを求めている方だと思うので、そうなりたいなら業態選びで起業家の人生は変わってしまうことを覚えておいてほしい。

業態選びは、何店舗まで展開していきたのか、にもよりもますが、私のように100店舗以上を目指していくのあれば、徹底的にパクれる(TTP)ような、なるべく多くの方が使うような業態がいいと思います。

◆集客方法

業態やエリアが決まったら、いよいよ0から1店舗をオープンすることになりますよね。

そのときに大事になってくるのが、集客です。

何もしなければ、先ほど話した通り「お客さんが全然来ない」という状況になってしまいます。

では実際に何をすればいいのかというと、

ホットペッパービューティー
Google MEO
SNS(Instagram・TikTok、Facebook)など

なるべく無料で使えるものはすべて使いましょう!

ホットペッパービューティーは、5万5000円から始められるので、業体にもよりますが、マストで使った方がいいなと思います。

1店舗目はホームページやSNSでの集客力はないと等しいと思うので、ポータルサイトを使って、少ない広告費用で集客→リピートにつなげていくのに、ホットペッパービューティーはおすすめです。

◆集客方法

最後は、ビフォーアフターやお客様からの声(口コミ)を集めることです。

どうやって自社のサロンが選ばれているのかというと、まつ毛サロンでもそうですが、他店で失敗をした経験があるから、他の店を探しているわけです。

となると、綺麗な仕上がりであるビフォーアフターがきちっとSNS上に並べられていたり、ホットペッパービューティーで口コミが4.8や4.95と並んでいるのをみると、お客さんからしたら安心できますよね。

当たり前のことですが、お客さんはサロン選びで失敗したり辛い思いはしたくないので、口コミやビフォーアフターなど、お客さんが安心できるような材料を集めていきましょう。

以上が、店舗展開における0→1フェーズでやっておいてほしいことでした!

次は、1→10店舗のフェーズについて話していきますね。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。