【知らないとヤバい】サロン経営者が知るべきキャッシュフローについての考え方とは!?
2024.8.27
【知らないとヤバい】サロン経営者が知るべきキャッシュフローについての考え方とは!?
2024.8.27
今回は、サロン経営者が知るべきキャッシュフローの考え方について話していきます。
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キャッシュフローとは
まずは、キャッシュフローは何かというところから。
簡単に説明しますが、キャッシュフローは、お金の流れのこと!
お金はざっくり分けると、次の3つです。
- 1.営業キャッシュフロー
- 2.投資キャッシュフロー
- 3.フリー キャッシュフロー
この3つがあるのを覚えておいてほしいです。
◆営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローとは、モノを仕入れて売って売上を出すこと。
例えば、80円のものを仕入れて、100円で売れば20円儲かる。
“営業して利益が出る”
これが、営業キャッシュフローです。
◆投資キャッシュフロー
投資には、設備投資やサロンでいえば店舗など…
例えば、100万円のパソコンを買ったら、経費になるのは年間5年で20万。
口座からは100万円が出ていったのに、経費になるのは年間20万円である、というキャッシュフロー(お金の流れ)は覚えておかないといけないですよね。
例だと、100万円の支出で20万円しか経費になっていない、100万円を5回に分けて損金していく、という投資キャッシュフローになる。
◆フリー キャッシュフロー
じゃあ次に、フリーキャッシュフロー。
1つ目と2つ目を除いた、自由に使える手元資金がフリーキャッシュフローです。
経営が潰れる理由
営業キャッシュフロー・投資キャッシュフロー・フリーキャッシュフローの3つを、どうやって考えていくか、について話していきます。
黒字倒産というのを耳にしたことはありますか?
黒字倒産とは、利益は出ているが手元資金がなく、税金が払えない状態です。
投資キャッシュフローが多すぎて、損金になっていないものも多く、税金だけ払わなきゃいけない状態だということ。
要は店舗ビジネスで分かりやすく話すと…
私のA店B店C店で、利益が100万ずつの利益が出たとします。
手元にできた300万円を使って、4店舗目を作ったとしたら、現金がなくなります。
結局、4店舗目に使った初期費用の敷金は損金にはならずに資産となるので、その分税金が取られてしまう。
ではどうすればいいかというと、資金を他から借りる、もしくは300万円を何回か貯めて出すかっていう方法もあります。
手元資金をどんどん出していくと、黒字倒産のようなことが起きてしまうので、
財務キャッシュフローがどれくらいになるか
フリー キャッシュフローがどれくらいになるか
バランスを考えながらやっていくのが大事。
営業キャッシュフローを上回る投資してしまうと困る状況になるので注意が必要です。
キャッシュフローを正しく理解するには
まずは、営業キャッシュフローが、毎月どれぐらい出ているのかをちゃんと把握する。
そして、何か投資する時があるなら、投資するモノが何年間かけて減価償却されるのか、1年目でどれぐらい経費と損金になる割合をしっかりと計算しましょう。
お店を作って1年で回収できて、その分現金が入ってくるなら投資しても大丈夫。
投資したものをリターンできる期間が大切ですね。
もしくは、投資が営業キャッシュフローを上回らないか、キャッシュフローのバランスを合わせることが経営者の仕事!