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【ドミナント戦略における増店について】

2024.7.15

1つの駅で集客がうまくいき「増店しよう」となったとき、皆さんはどういう戦略を取りますか?

私の中では特定のエリア内での増店の戦略パターンがいくつかあるので、今回はドミナント戦略における増店についてお話していきますね。

◆同じテナントで出すパターン

同じテナントで出すパターンが、増店の戦略パターンのなかで一番固いですね。

ロレインブロウの1号店は、同じテナントでもう一部屋借りました。
同じテナントで増店した場合、ホットペッパーは追加で掲載する必要はありません。

そのため、既存店舗でリピート客がで溢れてて、新規を断り続けてる場合には、同じテナントで出すパターンが有効です。

◆駅の反対に出すパターン

同じテナントで出すパターンよりは優先度は下がりますが、駅の反対に増店させると、既存店のお客様が移動をしてもらえる可能性があるので、これも勝率が高いでしょう。

稼ぎ頭のスタッフを移動させれば、流行ってる既存店の新規集客の枠も確保できるので、これもありだと思います。

◆移転をして新しい店舗で増席をするパターン

「店舗の建物が古い!」「店舗の広さが小さすぎたなぁ」と思ったら、移転をして新しい店舗で増席をするパターンもありだと思います。

ただ、「既存店の利益のうちから出したいかなぁ」と思ったりします。

1つのテナントだと、管理コストは下がるのでこれもおすすめです。

◆近くの駅に出すパターン

近くの駅に出すパターンは、既存顧客の移動を期待できません。

そのため、近くの駅に乗降客数のボリュームがあり、新規のお客様が望めるならありかなと思います。

ドミナント戦略で勝ちパターンを見つける

このように特定のエリアで店舗を増店させ、他店よりも特定のエリアで優位性を高めることをドミナント戦略と呼びます。

「1店舗が流行った!」となった場合、増店には複数のアクションがあることを想定してください。

そのためには「新規数をどれだけ断ったか…」

これが重要なので、LINEで予約を受けるなど、断った新規数を正しく計測できる体制も必要になるので、体制をしっかり整えましょう。

以上、ドミナント戦略における勝ちパターンについてでした。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。
社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。
ベトナム店の立ち上げなどに関わった。
独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば
飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。

オーナー

株式会社ロレインブロウ

代表取締役 東 将大

高校・大学時代に某居酒屋チェーン店にてバイト。社長や本部社員に憧れを抱き、大学1年で中退後、その居酒屋に入社。ベトナム店の立ち上げなどに関わった。独立への想いが強くなり、マンションサロンであれば飲食店に比べて開業費が抑えられると、美容サロンをオープン。

2023年5月現在、ロレインブロウは100店舗まで拡大。