2025.10.21
面長さんに似合う眉毛の形は?カット・メイクの4つのポイントと整え方を解説
その他

「面長に似合う眉毛のデザインが知りたい」
「面長をカバーできる眉毛の整え方や、メイクのコツがわからない」
お顔の印象を大きく左右する眉毛ですが、自分の顔の形に合ったデザインを見つけるのは難しいものです。特に面長さんの場合、眉毛の形一つで顔の長さを強調してしまったり、逆にバランスを整えたりできます。
本記事では、面長さんの魅力を最大限に引き出す眉毛のデザインを解説します。また、似合う眉毛に仕上げるためのカット・メイクの具体的なポイント、ご自身でできる基本的な整え方も紹介するので、面長さんの眉毛デザインのお悩み解決に役立つでしょう。
もし眉毛の整え方にお悩みでしたら、ぜひ一度「ロレインブロウ」にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの魅力を最大限に引き出す眉デザインをご提案します。
Contents
面長さんには「平行眉」や「太め眉」がおすすめ

面長さんの落ち着いた大人っぽい印象を活かしつつ、顔のバランスを整えるには、「平行眉」や「太め眉」がおすすめです。顔の縦の長さが気になる面長さんは、眉毛で横のラインを意識することで、全体のバランスが整い、理想的な卵型に近づけるためです。
角度をつけすぎない平行な眉毛は、顔の縦の長さを分断し、間延びした印象を和らげる効果が期待できます。また、眉毛を少し太めに描くと、顔の上半分のパーツが引き締まって見え、視線を上に集めることで顔の長さをカバーします。
眉頭から眉尻まで、できるだけ水平なラインを意識して描くことが、ナチュラルで美しい仕上がりへの近道です。
平行眉の詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:平行眉で優しい印象に!似合う人・似合わない人の特徴や描き方の手順を徹底解説
面長さんに似合う眉毛にカット・メイクする際の4つのポイント

面長さんの魅力を引き出す眉毛を作るには、意識すべきいくつかのポイントがあります。ここでは、ご自身でカットやメイクをする際に押さえておきたい、特に重要な4つのポイントを解説します。
- 眉の角度はできるだけ緩やかに保つ
- 眉毛の太さは目の縦幅を基準に整える
- 目と眉毛が近く見えるよう調整する
- 眉毛は短くカットしすぎず長さを残す
これらのポイントを実践するだけで、顔の印象は大きく変わります。1つずつ確認していきましょう。
眉の角度はできるだけ緩やかに保つ
面長さんが眉毛を描く際に最も意識したいのが、眉山の角度です。眉山に急な角度をつけてしまうと、視線が上下に動くため、顔の縦のラインが強調され、面長な印象をより強く見せてしまう可能性があります。
理想は、眉頭から眉尻にかけて、できるだけ角度をつけない緩やかなラインです。眉山を高く設定するのではなく、なだらかなアーチを描くか、ほとんど角度のない平行な形を目指しましょう。
角度を抑えることで、顔の横の広がりが意識され、顔全体のバランスが整って見えます。
眉毛の太さは目の縦幅を基準に整える
眉毛の太さは、顔のバランスを整える上で非常に重要です。面長さんの場合、細すぎる眉は顔の余白を増やし、寂しい印象を与えてしまうため、少し太めに描くのが基本です。
具体的な太さの目安として、自分の目の縦幅を基準にすると自然な仕上がりになります。一般的に、目の縦幅の3分の2程度の太さが、顔のバランスを美しく見せるといわれています。鏡を見ながら、太すぎず細すぎない、自分にとっての最適なバランスを見つけることが大切です。
目と眉毛が近く見えるよう調整する
目と眉毛の間の距離も、顔の長さを印象付ける要素の一つです。目と眉毛の間隔が広いと、おでこが広く見え、顔全体が間延びした印象になりがちです。
面長さんは、眉毛の下のラインを少し描き足し、目と眉毛の距離を近づけるように調整しましょう。眉毛の上ラインをメインに描いてしまうと、眉の位置が上がってしまい逆効果になるため、下ラインを意識するのがポイントです。
眉と目を近づけることで、顔の上半分の余白が埋まり、引き締まった印象を与えられます。
眉毛は短くカットしすぎず長さを残す
眉毛をカットする際は、毛の長さに注意が必要です。特に面長さんは、眉毛を短く切りそろえすぎると、眉毛がのっぺりと平面的に見え、不自然な印象になってしまいます。
一本一本の毛に適度な長さを残すことで、毛流れが生まれ、自然な立体感を演出できます。特に眉頭の毛は、少し長めに残して軽く立たせるようにスタイリングすると、より垢抜けた印象になりやすいです。
毛の長さを残すことで、アイブロウパウダーやマスカラも乗りやすくなり、メイクの仕上がりが格段に向上します。
面長さんが眉毛をカットする手順【3STEP】

ここからは、実際に面長さんが自分で眉毛をカットするための基本的な手順を、3つのステップに分けて解説します。正しい手順をふむことで、初心者の方でも失敗なく、理想の眉毛に近づけます。
- 1.スクリューブラシで毛流れを整える
- 2.眉毛の上ライン・眉山・下ラインを剃る
- 3.コームでとかしてはみ出た毛をカットする
始める前に、必要な道具がそろっているか確認しましょう。
1.スクリューブラシで毛流れを整える
まず最初に、スクリューブラシを使って眉毛全体の毛の流れを整えましょう。この工程を丁寧に行うことで、自分の本来の眉毛の形や、カットすべき不要な部分が明確になります。
眉頭は下から上へ向かって毛を立ち上げるように、眉の中間から眉尻にかけては、毛の生えている方向に沿って斜め下へとかします。最初に毛流れを整えておくことは、カットのしすぎを防ぎ、美しい仕上がりを目指す上で大切な工程です。
2.眉毛の上ライン・眉山・下ラインを剃る
次に、理想の眉毛の形からはみ出している不要な産毛などをシェーバーで処理しましょう。事前にアイブロウペンシルで薄くアウトラインを描いておくと、剃りすぎる失敗を防げます。
特に、眉毛の上ラインやまぶたの上の産毛を綺麗に処理すると、眉の輪郭がはっきりとし、清潔感が生まれます。肌を傷つけないように、シェーバーを優しく滑らせるように動かしましょう。眉毛のギリギリのラインは剃らず、あくまでアウトラインの外側を処理するのがポイントです。
3.コームでとかしてはみ出た毛をカットする
最後に、眉毛の長さを整えます。眉毛用のコームを眉毛の下から当て、理想のアウトラインからはみ出した毛を、眉毛用のハサミで一本ずつ丁寧にカットします。眉毛の上側も同様に、コームを上から当ててはみ出した部分をカットしましょう。
この時、一度にバッサリ切ろうとせず、少しずつカットするのが失敗しないコツです。特に眉頭の毛は、角度をつけてカットすると不自然になりやすいため、コームから少しはみ出る程度でカットすると、自然な長さを保てます。
眉カットの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:眉カットとは?必要な道具ややり方、サロンを利用する3つのメリットを解説
面長さんに似合う眉メイクの手順【3STEP】

眉毛の形を整えたら、次はメイクで理想の平行眉を完成させましょう。ここでは、面長さんに似合う眉メイクの基本的な手順を3つのステップでご紹介します。
- 1.毛流れを整える
- 2.眉頭と眉山にアイブロウペンシルでラインを描き足す
- 3.アイブロウパウダーで濃淡をつける
この手順で進めれば、誰でも簡単に美しい眉毛が描けます。
1.毛流れを整える
メイクを始める前にも、まずはスクリューブラシで毛流れを整えることが大切です。カットの時と同様に、眉頭は上向きに、中間から眉尻は毛流れに沿ってとかします。
メイク前に毛流れを整えておくことで、毛が足りない部分や、描き足すべき場所が明確です。また、ファンデーションなどが眉毛についている場合は、この段階で払い落としておくことで、アイブロウの色が綺麗に乗ります。
2.眉頭と眉山にアイブロウペンシルでラインを描き足す
次に、アイブロウペンシルを使って、眉毛の足りない部分を描き足していきます。特に、眉毛の下ラインを眉頭から眉山にかけて水平になるように描き足すと、綺麗な平行眉の土台が作れます。
毛が一本一本生えているかのように、軽いタッチで少しずつ描くのがポイントです。眉山に角度がある方は、眉山の上を描き足すのではなく、眉山の下を描き足して角度をなだらかに調整しましょう。眉尻も、理想の長さまでスッと描き足します。
3.アイブロウパウダーで濃淡をつける
ペンシルで形を整えたら、アイブロウパウダーを使って眉毛全体に色を乗せ、立体感を出していきましょう。パウダーを使うことで、ふんわりとした自然な仕上がりになります。
付属のブラシにパウダーを取り、眉の中間から眉尻に向かって乗せていきます。眉頭は、ブラシに残ったパウダーで軽く色をつけるか、パレットの一番薄い色を使いましょう。
眉の中央を一番濃く、眉頭と眉尻に向かって薄くなるグラデーションを意識すると、自然で美しい立体眉が完成します。
眉毛サロンの利用が向いている人の3つの特徴

「自分で眉毛を整えるのが難しい」「一度プロのデザインを試してみたい」という方は、眉毛サロンで専門家に任せる方法がおすすめです。プロに任せることで、自分では気づけなかった魅力を引き出せる可能性があります。
- 自分の顔に合ったデザインを提案してもらいたい方
- 自然な印象に調整してもらいたい方
- 眉毛パーマで毛流れを整えたい方
ここでは、眉毛サロンの利用が向いている方の特徴を詳しく解説します。
自分の顔に合ったデザインを提案してもらいたい方
眉毛サロンの最大のメリットは、プロがあなたの骨格や顔のパーツのバランスを客観的に分析し、似合う眉毛のデザインを提案してくれる点です。
自分では左右対称に整えるのが難しいと感じる方でも、プロの技術ならバランスの取れた美しい眉毛に仕上げられます。
一度サロンでベースの形を整えてもらうと、その後の自己処理が格段に楽になるのも嬉しいポイントです。どの部分を処理すれば良いかが明確になるため、綺麗な形を長くキープしやすくなります。
眉毛サロンでできることの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:眉毛サロンでは何ができる?行くべき頻度や施術の流れ、メリットを初めての人にもわかりやすく解説
自然な印象に調整してもらいたい方
不自然な印象にしたくない方にも、眉毛サロンはおすすめです。眉毛サロンでは、一人ひとりの毛の生え方や毛量を見極め、あくまで自眉を活かした自然なデザインを作ります。
過度に整えすぎるのではなく、不要な部分だけを的確に処理することで、まるで元からその形だったかのような、ナチュラルで大人っぽい印象に仕上げられます。メイク時間も短縮でき、すっぴんにも自信が持てるようになるでしょう。
眉毛パーマで毛流れを整えたい方
毛の生え癖が強く、流れが揃わないとお悩みの方には、眉毛サロンで受けられる眉毛パーマがおすすめです。眉毛パーマは、専用のパーマ液で眉毛にカールをつけ、毛の流れを矯正する施術です。
眉毛パーマをかけると、毛の流れが均一になり、ボサボサに見えがちな眉毛も綺麗な形をキープしやすくなります。毛流れが整うことで、眉毛に自然な立体感が生まれ、のっぺりとした印象の解消にもつながりやすいです。
面長さんの場合、眉毛に立体感が出ると、顔全体の印象を柔らかく見せる効果も期待できます。
眉毛パーマの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:眉毛パーマとは?ワックスとの違いやメリット・デメリットなども解説
面長さんの眉毛に関するよくある質問

ここでは、面長さんの眉毛に関するよくある質問にお答えします。
面長に似合わない眉毛のデザインはありますか?
面長さんが避けるべき眉毛のデザインは、主に以下の3つです。
- 細すぎる眉
- 短すぎる眉
- 角度が急な眉
これらの眉毛は、すべて顔の縦のラインを強調し、面長な印象をより強く見せてしまう可能性があります。顔の余白を埋め、横のラインを意識させる「太め」「長め」「平行」を基本に、自分に似合う形を見つけることが大切です。
眉毛が非対称の場合はどう整えれば良いですか?
眉毛の左右非対称に悩む方は少なくありません。セルフで整える場合は、どちらか一方の形を基準にするのではなく、両方の眉毛の中間くらいの高さや形を目指して調整するのがおすすめです。
例えば、片方の眉山が高い場合は、高い方の眉山の上を少し剃り、低い方の眉山の下を少し描き足す、といった具合に調整します。完璧な対称を目指すのは難しいため、全体のバランスを見ながら少しずつ整えましょう。
面長さんの眉毛デザインのお悩みは「ロレインブロウ」にご相談ください

面長さんの魅力を最大限に引き出す眉毛のポイントは、「平行」「太め」「長め」です。眉毛の角度を緩やかにし、少し長めに描くことで、顔の縦の印象が和らぎ、バランスの取れた美しい顔立ちに見せられます。
自分に似合う眉毛の形がわからない、自分でお手入れするのは不安、という方は、一度プロの力を借りてみるのもおすすめです。
もし眉毛の整え方にお悩みでしたら、ぜひ一度「ロレインブロウ」にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの魅力を最大限に引き出す眉デザインをご提案します。