組織を「壊滅」させる人の特徴|潰れていく会社に必ずいる危険人物
2024.12.12
組織を「壊滅」させる人の特徴|潰れていく会社に必ずいる危険人物
2024.12.12
こんにちは、ロレインブロウの東です。
今、ロレインブロウは130店舗以上、店舗拡大をしてきていますが、すべてが順調というわけではありません。
今でもロレインブロウの求人に応募してきてくれた方との面接に、私が参加して採用を決めたスタッフは数多くいます。
ありがたいことにしっかりと働いてくれる方が多いなか、店舗を崩壊させてしまうような方を採用したこともありました。
頑張って店舗を拡大しても、組織を作っても、一定の人の影響で店舗が崩壊してしまったら、とてももったいないですよね。
そこで今回は、私の経験を踏まえた上で、組織にいると危ない人の特徴をいくつか紹介していきます。
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危険な人の特徴1.履歴書に写真がない
1つ目は、面接のために提出してもらう履歴書に写真がない人です。
どうしても写真を出したくない方もいますし、「見た目で判断するのか」という意見もあるかと思いますが、ロレインブロウは美容サロンなので、見た目の清潔感がとても大事なわけです。
それなのに、写真がなく文字だけだと採用可否の判断ができません。
これは、写真がないことがダメというより、相手の立場になって物事を考えられていないと捉えられます。
履歴書を提出してもらった段階で、面接に進められないな、と判断できた方がお互いの時間を無駄にしなくて済みますよね。
そういったことも考えて、しっかりとした履歴書を提出してくれる方が、まずロレインブロウの選考を通る第一条件にもつながります。
危険な人の特徴2.前職の悪口を言う
2つ目は、面接で前職の悪口を言う人です。
面接の中で、「前職をなぜ辞めたのか」「前職ではどうだったのか」という質問をよくします。
その回答で、つらつらと長々と前の職場の悪口を話す方がいるんですよね。
辞めた理由を端的に話してくれるのであればいいのですが、深ぼって悪口を話してても、こちらとしては「何をやってもこの人は悪く捉えるんだろうな」と言う印象を持ってしまいます。
この特徴がある方が入社して店舗に配属しても、ネガティブキャラが発動して一緒に働いている社員たちも一緒に廃れてしまうのではないか、というリスクもありますね。
危険な人の特徴3.スタッフからの紹介
3つ目は、スタッフから紹介された人です。
もちろん、スタッフが紹介してくれたすべての方が危険というわけでは決してありません。
しかし、ロレインブロウで実際に、スタッフが紹介してくれた方が入社し、同じ店舗に配属された後、もう1人のスタッフを2人でいじめる構図ができて、結局全員辞めたということがありました。
人間関係で退職するケースは美容業界では非常に多いですが、だからといって放っておくこともできない問題。
今のロレインブロウでは、もちろん面接で人間関係を自ら壊していくような要素がないかを見極めるように努めています。
そして紹介したからといって、同じ店舗に配属するのではなく、なるべく分けるような配属を意識しています。
もちろんプライベートにまで口を出す気は全くないですし、好きに交流してもらっていいのですが、友達の延長で仕事をしてほしくはないです。
なので、そのあたりにアンテナをはって、現場のケアが必要だなと思います。
危険な人の特徴4.他責思考な人
4つ目は、他責思考な人です。
問題が起きて本人と話しても「何々のせいで」「何々さんが〜」など、自分に矢印を一切向けないお花畑みたいな他責思考な人が今組織にいるのであれば、ちょっと考えた方がいいです。
ロレインブロウを今までやってきて、全国のいろんな店舗に行ってきましたが、現場で伸びる方というのは、自分に矢印を向けて何かあればしっかりと謝罪ができたり、上司にアドバイスを聞きに行けるんですよね。
他責思考な方とは話にならないことが多いので、組織を崩壊させやすい。
本当に、ここは面接で気をつけてほしいですね。
危険な人の特徴5.会社の不満を同僚に話す
5つ目は、会社の不満を同僚に話す特徴がある人です。
会社に対して不満や問題があるのであれば、同僚に話すのではなくまずは上司に相談してほしい。
ロレインブロウでは、社長の私と現場スタッフの間にトレーナーというポジションの人間もいるので、トレーナーでもいいわけです。
なんなら私に直接話してもらうこともできる環境ではあるので、会社の誰にも言えないのであれば相談してきてほしい。
なので、私は面接のときに
「会社として完璧な集団ではなく、まだまだ成長していかないといけない過程である会社です。」
「改善してほしいことがあれば、同僚に話すのではなく、上司や私に話してくれればなるべく早くアクションするように努める」
と伝えるようにしています。
離職が多いサロンだと、スタッフに働いてほしい気持ちが勝ることで、パワーバランスで社員が上になってしまうことがよくある。
しかし、私たちは会社に属しているわけなので、しっかりと組織運営するためにも、面接にきた人をしっかりと選べる視点を持っておかないと、組織崩壊が起こってしまうのかなと思います。
危険な人の特徴6.仕事を抱えてしまいがち
最後の6つ目は、部下に任せられずに全部仕事を抱えてしまいがちな人です。
人に任せるより自分がやった方が早い、と考えても、忙しくて機嫌が悪くなって部下が気を使わないといけない状況にする人っているじゃないですか。
そういう人がいてしまうと、同じ店舗の人や部下が「この人苦手だな」「嫌いだな」と思って、疎遠になっていきコミュニケーションが取れなくって仕事が全然回らない状況が出来上がってしまいます。
こういった方が幹部にいる場合、上司たるもの部下の成長を促すのが1番の仕事。
部下に仕事を振って成長させることができないなら、その店舗の生産性はもう上がらないわけですからね。
- 部下のやる気を出させる
- 部下の自己成長をサポートする
- 後輩を可愛がれる
そういう能力がある人を幹部にしていかないと、 組織崩壊させる1番の原因になりえるので注意が必要です。
まとめ
今回は、組織にいると危ない人の特徴を6つ紹介しました。
これらを気をつけて面接段階で見抜くことができれば、組織崩壊のリスクをグッと減らすことができると思います!