2025.10.21
眉毛の整え方は?似合うデザインの見つけ方や眉カットの手順を6STEPで解説
その他
「自分に似合う眉毛のデザインがわからない」
「眉毛の整え方を知りたいけれど、失敗が怖い」
このように、眉毛の整え方で悩んでいる人もいるでしょう。
眉毛は顔の印象を大きく左右する重要なパーツだからこそ、自分に合った形に整えたいものです。しかし、正しい手順や自分に似合うデザインの基準がわからず、自己処理に苦手意識を持つ人は少なくありません。
本記事では、眉毛を整える基本的な方法から、自分に似合うデザインを見つけるための黄金比について解説します。さらに、初心者でも失敗しないセルフカットの手順を6つのステップで詳しく紹介します。
もし眉毛の整え方にお悩みでしたら、ぜひ一度「ロレインブロウ」にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの魅力を最大限に引き出す眉デザインをご提案します。
Contents
眉毛を整える2つの方法

眉毛を整える方法には、主に自分で道具を揃えて行うセルフカットと、専門のサロンでプロに任せる方法の2種類があります。
- セルフカットで整える
- サロンで整える
それぞれの整え方を詳しく説明します。
セルフカットで整える
セルフカットは、自宅で手軽に眉毛を整えられる方法です。一番の魅力は、ハサミやシェーバーなどの初期費用だけで済むため、コストを抑えられる点にあります。自分の好きなタイミングで、自分のペースで整えられるため、忙しい方にもおすすめです。
カット用のハサミやシェーバーを使い、あらかじめ決めたガイドラインに沿って余分な毛を調整することで、自然な仕上がりが目指せます。
ただし、初心者のうちは一度にたくさん切ってしまうと、穴が空いてしまったり、短くしすぎたりなどの失敗が起こりやすいです。鏡で全体のバランスをこまめに確認しながら、少しずつ調整することが、失敗を防ぐための重要なポイントです。
サロンで整える
サロンで眉毛を整える方法は、プロの技術によって自分に合った眉デザインをみつけられる点が魅力です。
専門家が一人ひとりの骨格や顔立ちを分析し、最も似合う形をデザインしてくれます。自分では難しい左右のバランス調整や、ミリ単位での細かな調整も任せられます。
また、ワックス脱毛や眉毛パーマといった専門的な施術を受けられるのもサロンならではです。これらの施術は、きれいなデザインを長期間キープしやすく、毎日のメイク時間を短縮する助けになります。
自己処理で失敗した経験がある人や、自分に本当に似合う眉毛がわからない人は、眉毛サロンへの相談がおすすめです。
自分にとって理想の眉デザインの見つけ方は?

理想の眉毛デザインを見つけるには、まず自分の顔型に合ったバランスを意識することが大切です。顔型によって似合う眉のデザインは異なり、丸顔の人は平行眉が似合いやすく、面長の人はアーチ眉を選ぶと全体のバランスが整いやすくなります。
さらに、眉山や眉尻の角度を意識してデザインを調整すると、自然で洗練された印象に仕上がります。目元と口元の位置関係を見ながら、眉の角度や長さを微調整することで、全体の調和がとれた顔立ちになりやすいです。
もし、自分に似合う眉毛のデザインを自分で判断できない場合は、眉毛サロンへの相談がおすすめです。専門スタッフが顔全体の黄金比や骨格に基づいて、あなたに似合う眉デザインを提案し、客観的に理想の形を把握できます。
似合う眉毛の見つけ方の詳細はこちらのページでも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【種類別】自分のベスト眉を見つける!似合う眉毛の形・デザインの選び方
理想的な眉デザインに仕上げるには黄金比が大切

理想的な眉デザインに仕上げるためには、眉毛の「黄金比」の意識が重要です。黄金比とは、多くの人が美しいと感じるバランスのことで、顔の骨格やパーツの位置をもとに、バランスの良い眉毛のデザインを導き出す比率を指します。
眉毛の黄金比の基準は以下の通りです。
| 眉頭の位置 | 小鼻のくぼみの真上 |
| 眉尻の位置 | 小鼻と目尻を結んだ延長線上 |
| 眉山の位置 | 眉頭から2/3、黒目と白目の境目の真上 |
| 眉頭と眉尻の高さ | 水平な一直線上 |
| 眉の下側の角度 | 10度が標準 |
この比率を意識してデザインを調整することで、顔の左右バランスが整い、自然で美しい眉に仕上がります。
眉山を高くしすぎるときつい印象になりやすく、逆に低くしすぎるとぼんやりした印象になるため、全体のバランスを見ながら微調整することがポイントです。
自分の眉を黄金比に近づけることで、顔全体の印象がぐっと洗練されます。特に、眉の位置や角度を少し変えるだけでも、目の大きさや輪郭の見え方が変わることがあります。
眉毛デザインに迷ったときは、まず黄金比を基準とした調整を意識すると、理想的なバランスを再現しやすいです。
眉毛の黄金比の3つの測り方

眉毛の黄金比は、特別な道具がなくても測れます。ここでは、初心者でも簡単に実践できる3つの測り方を紹介します。
- 定規を使う基本的な方法
- アイブロウペンシルだけを使う簡単な方法
- 糸を使う本格的な方法
どの方法でも、眉頭・眉山・眉尻の位置を決める手順は同じです。自分のやりやすい方法で、理想の眉の位置を見つけてみましょう。
定規を使う基本的な方法
定規を使う方法は、眉毛の黄金比を測るための最も基本的なやり方です。正確な長さを測りやすいため、初心者にもおすすめできます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 長さ15cm程度の定規とアイブロウペンシルを用意する
- 小鼻の脇に定規の端を合わせ、傾けながら黄金比に基づいて印をつける
- 地面に対して垂直の方向で「眉頭」
- 黒目の外側の方向で「眉山」
- 目尻の外側の方向で「眉尻」
- 定規を地面と水平にして眉の下に合わせ、眉尻に向かって線を引く
- 太さの黄金比に基づいて3の線と平行になるよう上のラインを描く
定規を使う方法は、基本的な眉のバランスを測る際に役立ちます。他の方法でも、眉頭、眉山、眉尻の位置を決める手順は、この定規で測る方法と同様です。
アイブロウペンシルだけを使う簡単な方法
アイブロウペンシルだけを使う方法は、定規が手元にない時でもすぐに黄金比を測れる手軽なやり方です。ペンシルを定規の代わりにして、眉の各ポイントを見つけます。
具体的な手順を紹介します。
- 長さが15cm以上あるアイブロウペンシルを用意する
- ペンシルの軸を定規のように使用する
- 黄金比の測り方は定規を使用した方法と同じです。小鼻の脇を起点にペンシルを傾け、眉頭、眉山、眉尻の位置に印をつける
- 印をつけたいところにペンシルを動かして、スライドするようにマーキングする
この方法はとても手軽ですが、ペンシルの芯を出しすぎると折れる可能性があるため、注意してください。アイブロウペンシルの芯の長さに注意しながら行いましょう。
糸を使う本格的な方法
糸を使う方法は、より本格的に、そして正確に黄金比を測りたい人におすすめです。糸は顔の凹凸にフィットするため、定規よりも正確な位置に印を付けやすいメリットがあります。
具体的な手順は以下の通りです。
- 裁縫で使用する糸やデンタルフロスなど、長さの調整が可能な糸を用意する
- 糸を20cm程度にカットする
- 糸にリキッドコンシーラーや口紅、リキッドチークなどを薄く塗る
- 糸の両端を小指に巻きつけてピンと張る
- 定規での測り方と同様に黄金比の目安となる位置に糸を当てて印をつける
糸を使う際は、ピンと張った状態を保つことが失敗しないためのコツです。また、印をつけるために使用するコンシーラーは、速乾性が高すぎると糸に色が乗りにくいため、少し時間をおいて乾くタイプを選びましょう。
眉毛を整える際に準備すべき5つのアイテム

セルフで眉毛を整える際には、最低限必要な道具を揃えておくとスムーズに作業を進められます。
ここでは、準備すべき基本的な5つのアイテムを紹介します。
| スクリューブラシ | 毛流れを整えたり、カットする長さを確認したりするために使う |
| 眉カット用ハサミ | 眉毛の長さをカットするための専用ハサミ先端が細くカーブしているものが使いやすい |
| 毛抜き | ガイドラインからはみ出た余分な毛や細かい部分を調整する |
| シェーバー | 産毛など広範囲の不要な毛を処理するのに便利肌への負担が少ない顔用のものを選ぶと良い |
| アイブロウペンシル | 理想の眉の形を描くためのガイドラインとして使う |
これらのアイテムは、ドラッグストアで手軽に揃えられます。特にハサミは、先端がカーブした専用のものを使うと、安全に眉毛を整えられるので、眉毛専用のものがおすすめです。
失敗しない眉毛の整え方 【6STEP】

ここでは、初心者でも失敗しない眉毛の整え方を6つのステップにわけて解説します。正しい手順をふむことで、理想の眉毛に近づけられます。
- 毛流れを整えて形を確認する
- 眉毛のガイドをペンシルで描く
- ガイドからはみ出た毛をカットする
- シェーバーで産毛や不要な毛を整える
- 毛抜きで細部を調整する
- 仕上げにブラシで全体を整える
一つひとつの工程を丁寧に行うことが、きれいな眉毛に仕上げるためのポイントです。
1.毛流れを整えて形を確認する
まず、スクリューブラシを使って眉毛全体の毛流れを整え、現在の形をしっかりと確認します。眉頭は下から上へ、中間から眉尻にかけては斜め下に向かってとかしましょう。
毛の流れを調整する作業によって、カットすべき不要な毛や長さのムラがはっきりとわかるようになります。この最初の段階で、左右の眉の形や高さ、太さのバランスを見比べておくと、仕上がりが左右対称に整いやすくなります。
自分の眉毛の生え方の癖を把握するための大切なステップです。
2.眉毛のガイドをペンシルで描く
次に、黄金比を参考にして決めた理想の眉の形を、アイブロウペンシルで薄くガイドラインとして描いていきましょう。眉頭・眉山・眉尻の3つのポイントを意識して、それらをつなぐようにアウトラインを描くと、全体のバランスが整いやすくなります。
このガイドラインが、これから眉毛を整える上での「設計図」です。先に理想の形を描いておくことで、必要な毛まで誤ってカットしたり抜いたりする失敗を防げます。慣れないうちは、少しずつ描き足しながら、左右のバランスを鏡で確認しながら進めましょう。
3.ガイドからはみ出た毛をカットする

ガイドラインを描き終えたら、次にはみ出した余分な毛をカットしていきます。まず、スクリューブラシで眉毛を上にとかし、ガイドラインからはみ出した部分を眉カット用ハサミで切ります。次に、ブラシで眉毛を下にとかし、同様にはみ出した部分をカットしてください。
この時、一度にたくさん切ろうとせず、少しずつ慎重にカットすることがポイントです。刃先がカーブしているハサミを使うと、肌を傷つけにくく、毛の長さをきれいに揃えられます。
全体のバランスを見ながら、左右の長さをそろえるように調整すると、ナチュラルな仕上がりになりやすいです。
4.シェーバーで産毛や不要な毛を整える
眉毛の長さ調整が終わったら、シェーバーを使ってガイドラインの外側にある産毛や不要な毛を処理しましょう。眉の上や下、眉間の産毛をシェーバーで剃ることで、眉の輪郭がはっきりと際立ち、清潔感のある印象を演出できます。
肌への負担を減らすため、シェーバーを当てる部分の肌を指で軽く押さえながら、毛の流れに沿って優しく滑らせるように使いましょう。シェービング後の肌は敏感な状態になっているため、化粧水や乳液でしっかりと保湿を行い、乾燥を防ぐことが大切です。
5.毛抜きで細部を調整する
シェーバーで処理しきれなかった細かい部分や、ガイドラインのすぐ外側にある不要な毛は、毛抜きを使って1本ずつ丁寧に処理しましょう。シェーバーよりも細かな調整がきくため、眉のラインをよりくっきりとさせられます。
抜く際は、毛の根元をしっかりと掴み、毛流れに沿って引き抜くと、痛みを軽減できます。理想の形を保つために、必要以上に抜きすぎないように注意してください。抜きすぎると眉が細くなりすぎたり、生えてこなくなったりする可能性があるためです。
6.仕上げにブラシで全体を整える
最後に、もう一度スクリューブラシで毛流れを整え、全体の形をチェックしましょう。カットや処理によって形が崩れていないか、左右のバランスが整っているかを確認してください。
もし、毛が足りない部分や薄い部分があれば、アイブロウペンシルやパウダーで描き足し、全体のバランスを整えます。仕上げに眉マスカラを使用すると、髪色に合わせた統一感を出すことができ、より洗練された印象になります。
眉毛サロンを利用する2つのメリット

セルフケアも良いですが、眉毛サロンを利用すると、自分では得られない多くのメリットがあります。プロの力を借りることで、眉毛の悩みを解決し、さらに魅力を引き出すことが可能です。
- 自分に似合う眉デザインを提案してもらえる
- 眉毛パーマをはじめとした専門的な施術を受けられる
ここでは、サロンを利用する具体的なメリットを2つ紹介します。
自分に似合う眉デザインを提案してもらえる
眉毛サロンを利用する最大のメリットは、プロが自分に本当に似合うデザインを提案してくれる点です。専門家は、顔の骨格や筋肉の動き、表情の癖までを分析し、その人に最も適した眉の形を提案できます。
施術前のカウンセリングで、自分のなりたいイメージや普段の悩みを共有すれば、仕上がりの満足度も高まりやすいです。自分では気づかなかったチャームポイントを活かしたデザインや、コンプレックスをカバーする形を発見でき、顔全体の印象を大きくアップさせられます。
自分に似合う眉毛がわからない、客観的な意見がほしい方にとって、眉毛サロンは新しい自分を発見できる場所になるでしょう。
眉毛サロンでできることの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:眉毛サロンでは何ができる?行くべき頻度や施術の流れ、メリットを初めての人にもわかりやすく解説
眉毛パーマをはじめとした専門的な施術を受けられる
眉毛サロンでは、セルフケアでは難しい専門的な技術を受けられます。代表的なものに、眉毛パーマやワックス脱毛があります。
眉毛パーマは、毛流れを矯正して整え、眉毛に自然な立体感と清潔感を与える施術です。毛がまばらに生えている人や、生え癖が強い人におすすめです。
ワックス脱毛は、眉周りの不要な毛を産毛まで一気に除去する方法で、眉の輪郭がくっきりと際立ちます。これらの施術は持続期間が長く、きれいな状態を数週間キープできるため、毎日の手入れを大幅に簡略化できるという大きなメリットがあります。
眉毛パーマの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:眉毛パーマとは?ワックスとの違いやメリット・デメリットなども解説
眉毛の整え方に関するよくある質問

眉毛の整え方に関して多くの人が抱える疑問にお答えします。日々のケアの参考にしてください。
眉毛が濃いときはどのように整えるべきですか?
眉毛が濃い場合、全体をむやみに薄くしようとするのではなく、まず形をきれいに整えることが大切です。
理想のガイドラインを描き、そこからはみ出た余分な部分だけをシェーバーやカット用ハサミで処理すると、ボサボサした印象がなくなり、自然な濃さを活かしたまま清潔感を出せます。
長さをカットする際は、コームで毛をとかしながら少しずつ切ることがポイントです。また、眉マスカラを使って髪色より少し明るい色を選ぶと、全体のトーンが落ち着き、柔らかい印象を演出できます。
眉毛が少ない・薄い場合は濃くできますか?
眉毛が少ない、または薄い場合でも、いくつかの方法で濃く見せられます。
すぐにできる対策としては、アイブロウパウダーやペンシルで足りない部分を描き足し、自然にボリュームを出す方法がおすすめです。パウダーを使うとふんわりとした仕上がりに、ペンシルを使うと一本一本描き足せるので、よりくっきりとした眉になります。
長期的なケアとして、眉毛用の育毛剤や美容液を使用して、眉毛そのものを育てることも大切です。また、眉毛サロンで眉毛パーマをかけると、毛流れが整い、眉毛一本一本が際立ち、濃く見せる仕上がりが期待できます。
眉毛を整える頻度はどの程度が適切ですか?
眉毛のデザインや長さをしっかりとメンテナンスする頻度は、3週間に1度が目安です。ただし、セルフケアか眉毛サロンでのケアかによって、適切な頻度は異なります。
セルフケアの場合、きれいな形を維持するためには、1週間に1回程度の軽いメンテナンスもおすすめです。伸びてきた不要な毛をカットしたり、産毛をシェーバーで処理したりするだけで、きれいな状態を保てます。
眉毛サロンの場合は、施術内容にもよりますが、3週間から4週間に1回のペースで通うと良いです。プロによる定期的なメンテナンスを受けることで、常に理想の眉の形をキープしやすくなります。
眉毛サロンへ通う頻度について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:眉毛サロンの施術効果はいつまで?通う頻度やメリット、やめどきも解説
眉毛の整え方にお悩みなら「ロレインブロウ」にご相談ください

眉毛を整える方法には、手軽に始められる「セルフカット」と、プロに任せる「サロン」の2種類があります。自分にとっての理想のデザインは、顔の形や骨格に合わせて見極めることが重要です。
セルフカットでも手順をふめばきれいな眉を目指せます。しかし、より高い眉毛デザインの完成度を求めたり、自分に似合う形を長期間キープしたりしたい場合は、専門サロンの活用がおすすめです。
もし眉毛の整え方にお悩みでしたら、ぜひ一度「ロレインブロウ」にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの魅力を最大限に引き出す眉デザインをご提案します。